みやしたの気まぐれblog

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乗り鉄のお勧め路線 第8回 伊豆急行線

2011-01-15 23:49:30 | 乗り鉄
穴埋め企画、乗り鉄のお勧め路線シリーズ。第8回は伊豆急行です。
伊豆半島の東側を走る伊豆急行は、伊東から伊豆急下田までの45.7kmを走る地方私鉄道路線です。相模湾/東京湾に面した海岸線は多くの海水浴場を抱え、また伊東、伊豆熱川、伊豆高原などの温泉地を抱える、一大観光路線であります。
また、他の地方私鉄と違うのは、純民間資本の私鉄でありながらJR東日本の特急「踊り子」「スーパービュー踊り子」による乗り入れが現在でもあること。かつては、他にも富山地方鉄道で見られましたけど、第3セクターではない私鉄にJR特急が乗り入れる数少ない路線になっていますね(他にはJR東海が小田急と特急「あさぎり」を相互乗り入れ、JR東日本が東武鉄道と特急「日光」「きぬがわ」「スペーシア日光」「スペーシアきぬがわ」を相互乗り入れしているだけ)。


JR東日本の185系特急「踊り子」

JR東日本の251系特急「スーパービュー踊り子」

183系による臨時列車。かつてはお召し列車も何度か乗り入れた

更新工事前の251系と185系

以前は113系などによる伊豆急線内への乗り入れもあったが、現在は行われていない

どちらかと言うと、夏の観光地のイメージが強い伊豆急沿線ですが、これからの2月、3月こそ実は一大観光シーズン。河津、伊豆急下田で河津桜の開花を迎え、伊豆高原でも大島桜の開花を控えていて、菜の花と合わせた花の観光シーズンになるのです。今年も一番早い河津桜はすでに開花しているようです。あと、今井浜のつるし雛もこれからがシーズンですね。

河津桜と185系「踊り子」

河津桜と251系特急「スーパービュー踊り子」

河津桜と伊豆急8000系

南国イメージの伊豆急下田駅

さて、伊豆急は沿線観光地だけでなく、列車も魅力的です。伊豆急の看板電車2100系「リゾート21」は、特急クラスの設備でありながら、普通列車でも運行される嬉しい車両です。なお、最大で5編成(最後の増備はαリゾート21)まで存在していた「リゾート21」ですが、現在はR-1編成とR-2編成が廃車されて3編成になっており、以前よりは乗車しにくくなっています。

伊豆急2100系R-3編成

伊豆急2100系R-3編成と251系

R-3編成の前面展望。伊豆急はこのような海寄りの場所と山の中の両方を走る。景色の変化に富んでおり、前面展望が楽しい

一般車の車内。海側を向いたシートに山側のボックスシート。よく見ると、海側と山側で窓の形も違うのだ

黒船電車(2代目)となっている2100系R-4編成。「リゾート21EX」の愛称があり、東海道本線への乗り入れも可能。近年は、南武線や横須賀/総武本線、湘南新宿ラインまで走っている

伊豆急2100系R-5編成「αリゾート21」。東京への特急「リゾート踊り子」に主に使用されるが、平日に限って普通列車運用に入る日がある

R-4編成までと比較して丸みを帯びたスタイルの「αリゾート21」。この写真は少し古く、現在は前面にLEDの案内が追加装備されている

「αリゾート21」はオールボックスシートになっている車両がある

2100系が看板の伊豆急ですが、普通列車用の車両にも色々特徴的な部分があります。開業当初は自社発注の100系電車が使われており、夏場の車両不足では親会社の東急から電車を借りてきて(正確には製造直後に東急線へ入る前に投入)こともありました。更新車の1000系も含め、2002年に全車が引退した100系ですが、現在でも103のみが伊豆高原で車両入れ替えの機関車代わりに使用されています。

伊豆急100系

高運転台の伊豆急100系。なんとなく14系客車みたいな顔

伊豆高原で。200系との入れ替えが進んでいた頃の写真

車体更新車の1000系。湘南型の顔をしていた

現在も伊豆高原で車両入れ替えに使用されている103

伊豆急の電車は海沿いを走るため、塩害が避けがたい問題としてあります。そこで、親会社の東急から東横線等で走っていた8000系を導入する計画があったのですが、8000系の廃車開始前に100系の限界が来てしまったため、一時しのぎで投入されたのが200系です。この200系は、元113系のものと、元115系のものがあり、115系は中央本線の狭小トンネル対応の低屋根車も入っていました。

200系の初期編成は青色塗装だった

200系の後期編成は赤色に変更

河津にある「バガテル公園」のPR電車「トラン・バガテル」塗装の200系

やがて、東急電鉄で8000系の廃車が始まると、伊豆急用の改造を受けた8000系が投入され、あっという間に200系と2100系を置き換えて行きました。ちなみに1両だけ元東急8500系がいます。8000系はオールステンレスの車体を持ちますので、塩害にも強く、今後当面は活躍し続けると思われます。

伊豆急8000系。大手私鉄の通勤電車車両としては珍しく、移籍後にJR線(伊東線)を走ることになった

8000系は元々ロングシートの通勤電車だが、海側のシートは西武10000系の更新工事で捻出されたシートを固定して、ボックスシートとして利用している

河津桜期間中は大変混雑する伊豆急線ですが、一度はあの美しい桜を見に、早春の伊豆急へ出かけてはいかがでしょうか?
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