= Whim Disc Review =

ロック・エレクトロニカなど気まぐれにレヴュー !!!

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曽我部恵一 61枚目

2006-12-30 | 音楽
曽我部恵一/Love City
今年も残り僅か・・・。本当に早かったな・・・。
今年最後に買った1枚。唯一の邦楽オリジナル アルバム。

いやあ。青春バンドモードから戻ってきてくれました。曽我部さん。
このアルバム。もう本当に最高ですよ!
簡潔に言えば、サニーデイサービスから最近のソロ作までの集大成的作品。
サニーデイ初期のフォーク。中期のサイケデリア。後期の打ち込みグルーヴ。
ソロ初期の内省的モード。そして前作迄のバンドモード。
全てがこの1枚に凝縮され、更に全てがアップデートされています。
バンドモードを通過した若干ラフな音質も最高。
でも。楽曲はかなり丁寧に練りこまれてます。
お気に入りは打ち込みの浮遊感が心地よい1曲目と4曲目だな。
キング・オブ・メロウロック。とても等身大のアルバムですが。
同世代ではなく、もっと若い世代に向けて作られているのも素晴らしいです。

年末の最後にこんなピースフルなアルバムに出会え。
良い年の締めくくりとなりました。終わりよければ全てよしと。
これにて今年の更新はおしまい。また来年。良いお年を。

Clash 60枚目

2006-12-29 | 音楽
Clash/The Singles
クラッシュとの思い出・・・。
初めて聴いたのは中学生の頃。
そして初めて買ったアルバムはコレ。

ピストルズ、ラモーンズ、ダムド。
オリジナルパンクの中で聴いたのは4番目だったな。
上記3バンドと比較して音楽の多様性にビックリしたな。
特に代表曲である「ロンドンコーリング」。
何コレ。全然パンクじゃないじゃん。って正直がっかりした覚えがあるよ。

しかし。聴き込むにつれ、その音楽性の素晴らしさを知り。
重要なターニングポイントを与えてくれました。クラッシュは。
「(White Man) In Hammersmith Palais」。
この曲が一番好きなんですが。この曲をきっかけとしてレゲエに興味を
持ちました。もちろんルーツロックのレゲエ。
そして。パンクは音楽スタイルではないんだと。
己の音楽に対する気持ちなんだと。そういった事を覚えたね。

ちなみに。オリジナル アルバムは全部持っているけど。
一番聴いているのはこのアルバムだな。やっぱり。
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James Brown 59枚目

2006-12-28 | 音楽
James Brown/40th Anniversary Collection
うちの相方はダンサブルでグルーブのあるロックが好きみたいです。
今年すすめたアルバムでは、ラプチャーやサンシャイン・アンダーグラウンドに
パックリ喰い付いていました。踊れる曲が良いと。
で。このグルーブと言うやつもR&Bとかヒップホップではなく
ファンク寄りの方が好みのようです。

ファンク・・・。JB・・・。ジェームス・ブラウン・・・。
亡くなってしまいましたね・・・。残念・・・。

星の数ほどあるJBのベストで僕が持っているのはコレ。
買った理由はHMVのセールで980円だったから・・・。

偉大なるブラック・ミュージックの神様に合掌。
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くるり 58枚目

2006-12-27 | 音楽
くるり/World Is Mine
今年は邦楽アルバムを1枚しか買いませんでした。
その1枚とはくるりのベスト。素晴らしかった。
そして。くるりのオリジナル アルバムの中で一番好きなのがコレ。

ベストが発売された時のインタビューで岸田君は。
「まとまりが無いから失敗作」と言ってましたが。
そのまとまりの無さが良いと思うんですけどね。僕は。
彼らは基本的に屈折しているバンドだから。
こういう混沌とした作品の方が似合ってるんだけどな。

あとは。好きな曲のベスト3が。
「World's End Supernova」
「ハローグッバイ」
「男の子と女の子」
と全てこの時期の曲なんですよね。

Bloc Party 57枚目

2006-12-21 | 音楽
Bloc Party/Silent Alarm
2007年期待の新譜に備えて。

2005年NMEベストワンに輝いた衝撃のデビューアルバム。
ニューウェーブ・リバイバル以降の新人で、おそらく実力NO.1の彼ら。

先ずバンドの人員構成とルックスがとてもユニークで個性的。
① ボーカルが黒人。何故かチビT着用率高し。
② ドラムがアジア系。ライブの時は何故か上半身裸。
③ ギターがカワイイ系美少年。少女マンガっぽいです。
④ ベースが最もルックス良し。

そして音楽性ですが。他のニューウェーブ・リバイバル組と比較して。
① 音質的に冷ややかな印象。
② リズム隊が重く太い。
③ ギターのフレーズとサウンドがカラフル。
④ やはり黒人なのでボーカルが若干ソウルフル。

昨年の春に単独ライブを観ました。
一緒に行く人がいなかったんだけど。どうしても観たくて久々に一人で行ったな。
このアルバムの曲を全曲やってました。
演奏も安定感があってよかったです。また観たいなあ。

かなりの大作との評判である2nd。
年明け最初の楽しみです。
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Arctic Monkeys 56枚目

2006-12-20 | 音楽
Arctic Monkeys/Whatever People Say I Am,What I'm Not
今年最も評価された新人バンド。アークティック・モンキーズ。
スタイル的にはオーソドックスな疾走感溢れるギターバンド。

ギターの音がカッコイイな。というのが初めて聴いた時の印象。
最近のUKの若手バンドってギターの音が薄いと思ってたんですが。
彼らはかなり厚くて乾いた音を出します。
あと。勢いだけでなく1曲の中で緩急がつけられていると。
メロディとリズムにね。

オアシスがビートルズの継承者として支持されているのと同じく、
ザ・フーやジャムの継承者として支持されているんだろうな。たぶん。
UKの伝統的ロックの現代版をみんな求めているんだろうな。

Strokes 55枚目

2006-12-19 | 音楽
Strokes/Room On Fire
2001年のデビューから「ガレージリバイバル」「ストロークス以降」
という言葉と共に語られている彼らですが。
正直、ガレージ系バンドという感じはしないな。
そちらのシーンを牽引して行ったのはリバティーンズの方だと思うんですけどね。
ストロークスには粗暴さとかパンクの要素が感じられないもん。
もっとモダンでクールなアート系のバンドって感じだな。

シンプルでスタンダードな楽曲の印象ですが。
実は音作りとかフレーズとかは、よく聴くとかなり凝ってます。
特にギターはね。あとドラムの音がとても変。生ドラムっぽくない。

あと。パブリックイメージではお洒落なバンドという認知ですが。
サマソニの時。ジュリアンの「ゴーストバスターズのタンクトップ」には
正直ビックリしましたよ・・・。

今のところ。この2ndが一番好きです。「12:51」が凄く好き。

White Stripes 54枚目

2006-12-15 | 音楽
White Stripes/White Blood Cells
彼らとの出会いは新宿のHMV。
今作の4曲目「Fell In Love With A Girl」が店内のBGMで流れてまして。
店員さんに「この曲は誰ですか?」と問い合わせ、衝動買いしました。
こんな問い合わせしたの初めてだったよな。それだけ衝撃的だったと。

もちろん歴史的名盤となっている次作も大好きなんですが。
やっぱりこっちの方が好きです。曲の粒が揃ってる気がするな。
ジャックによる稲妻の電撃のようなギターとボーカル。
メグによるズンドコしたヘタウマドラム。
ブルースとカントリーに敬意を払いつつも現代的な楽曲。
赤・白・黒に限定したイメージカラー。
かなり独自の美学を追求したバンド。

ジャックが「制約が多い程、クリエイティブになれる」と言ってましたが。
なるほど。納得です。僕も座右の銘にしてます。この言葉を。

アルバムも凄いですが。ライブもかなり凄いです。
とにかく音が大きかったよ。あと。ジャックも大きくてビックリしたよ。
プロレスラーかと思ったもん・・・。

Coldplay 53枚目

2006-12-14 | 音楽
Coldplay/Parachutes
今年も2週間あまり。年々1年が早く感じます・・・。
そして2000年代も折り返し。
そしてコールドプレイ。

ストロークスやホワイトストライプスによるガレージリバイバル。
フランツフェルディナンドによるニューウェーブリバイバル。などなど。
この5年間くらいで起こったロックムーブメントの立役者達がいますけれど。
なんだかんだで一番実力があるのは彼らだろうな。

UK叙情派ロックのトップランカー。
確かに良い曲は多いんですがね・・・。
クリス・マーティンの立ち振る舞いや言動がどうしても好きになれないよ。
3枚のオリジナルアルバムの中ではこの1stが一番好きです。

で。次回からは上記の立役者達のレヴューをお送りします。
あ。ちなみに前にレヴューした、コールドプレイフォロワーのフレイ。
聴き込んでいるうちに、かなり好きになってきました・・・。

Sex Pistols 52枚目

2006-12-11 | 音楽
Sex Pistols/Never Mind The Bollocks
ガンズアンドローゼスとブルーハーツを通過して。
たどり着いたのはピストルズ。

初めて聴いた時の印象。
「ガンズとブルーハーツの合体だあ!」
単純にそう思いました。これだけ聴いてりゃいいじゃんと。

まあ、このアルバムをきっかけに洋楽ロックリスナー人生がスタート。
今に至るわけですが。
もしピストルズと出会ってなかったら、今頃どんな音楽を聴いているんだろう。

ちなみに小学校6年生の時、初めて買ったレコードはサザンオールスターズ。
その方向に進んでいるか・・・。

Blue Hearts 51枚目

2006-12-09 | 音楽
Blue Hearts/Super Best
少し前のテレビで、お笑いコンビ スピードワゴンの小沢さんが言ってました。
「俺らの世代でブルーハーツとダウンタウンの影響を受けてないやつはいない」
小沢さんは僕と同い年。共感いたします。
一番好きな、一番大切なアーティストではないけれども。
やっぱり彼らの影響は大きいですよ。音楽好きとしては。

彼らを知ったのは、これまたテレビなんですが。
前回のガンズよりもインパクトは大きかったなあ。
何で素人のロックバンドがテレビに出ているんだよ。
何でこんなに演奏が下手なんだよ。
だけど。何でこんなにカッコイイんだよ。

次の日学校でも話題になってたな。スゲエ!スゲエ!って。
そしてブルーハーツのおかげで僕はパンクロックを知りました。
好きな曲ベスト3は。
「情熱の薔薇」「ハンマー」「チェインギャング」です。

あ。もちろんダウンタウンにも影響受けてます。特に松っちゃん。

Guns N' Roses 50枚目

2006-12-08 | 音楽
Guns N' Roses/Appetite For Destruction
節目の50枚目。
今回は生まれて初めてロックをカッコイイと思った1枚。
中学2年生の時。ロックとは、金髪で長髪の胸毛ボーボー外人がやる音楽だと
思っていました。ボンジョヴィとかモトリークルーとかね。
個人的にはあんまり興味なかったなあ。
当時絶頂期だったアメリカのハードロックにはね。

しかし・・・。ガンズアンドローゼズ。
初めて知ったのは深夜のテレビ番組だったな確か。
とにかくビックリしました。何にビックリしたかっていうと。
「悪そうだった」これにつきます。
それまでのハードロックの人達は芸能界的な匂いがプンプンだったけど。
本物の悪い人達がやっているんだという感じがビシビシ伝わってきましたよ。

あと。楽曲的にはブルースとパンクの要素が強いと。
まあこれは大人になってから解った事なんですがね。
他のバンドはポップスにハードなギターを加えた程度の楽曲ばかりだったから、
その辺のギャップも興味をそそられた一因だな。

ちなみに。好きなのはこのアルバムだけです。これ以降は・・・。
ところで。本当に3rdアルバムって発売されるのかなあ。

Primal Scream 49枚目

2006-12-04 | 音楽
Primal Scream/Riot City Blues
「残念だった今年の3枚」其の三。
最後。一番残念だった1枚。
このアルバム、ローリング ストーンズにしか聴こえないよ。ボビー!
確かにカメレオンの如くアルバム毎に音楽性を変えてきた貴方だけど。
まだ早いよ!こんなアルバム作るのは!

「ヴァニシング・ポイント」
「エクスターミネーター」
「イヴィル・ヒート」
このエレクトロニカ・ガレージ3部作が自分にとってのジャストだったんだね。
とシミジミ感じていた今年の初夏でした・・・。

でも。何年かすると「あのアルバムもやっぱり良かったね」と言うのかな。
そこが。そんな自分が残念。

Yeah Yeah Yeahs 48枚目

2006-12-04 | 音楽
Yeah Yeah Yeahs/Show Your Bones
「残念だった今年の3枚」其の二。
前作は心の中のベストテンに入るくらいのアルバムだったのですが。
何か早くも落着いちゃった感じですね。
基本的な音楽性は変わってないんだけどね。

エキセントリックなヴォーカル。
アヴァンギャルドなギター。
テクニカルなドラム。
この三つの鬩ぎ合いが彼らの魅力なんですが。
その鬩ぎ合いのなかにある独特の「隙間」が無いんですよね。今作。
ガレージ系ロックはこの「隙間」が重要なんだけどなあ。
そこが残念。

Killers 47枚目

2006-12-04 | 音楽
Killers/Sam's Town
「残念だった今年の3枚」其の一。
80年代リバイバルの多くが1979年から1983年くらいの
影響下にあるとしたら。
今作は1985年から1987年くらいの影響下ですね。
80年代リバイバルを先取りって感じ。誰もついて来ないだろうけど。

ブレイクした頃のU2になりたいのかな。
王道のスタジアム バンド路線に向かってしまったな。
前作の微妙にチープで下世話な感じが良かったのにな。
そこが残念。