= Whim Disc Review =

ロック・エレクトロニカなど気まぐれにレヴュー !!!

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Lenny Kravitz 39枚目

2006-10-30 | 音楽
Lenny Kravitz/Mama Said
レニー・クラヴィッツ傑作2nd。
ジョン・レノン、カーティス・メイフィールドのダイレクトな影響。
この頃でもかなり珍しかったアナログサウンドによる漆黒のロックミュージック。

このアルバムは僕にとって大きなエポックメイキングとなった作品です。
このアルバムをきっかけとして。
① 60年代・70年代の作品を聴くようになった。
② ソウル・ファンク等のブラックミュージックを聴くようになった。
③ 後期ビートルズ(特にジョン・レノン)の素晴らしさを知った。
④ ジミ・ヘンドリックスを聴くきっかけになった。
とにかく音楽を聴く幅がグンと拡がったな。
大ヒットになった次作も好きですが。やっぱりこっちですね。

ありがとうレニー。マジで感謝してます。

My Chemical Romance 38枚目

2006-10-28 | 音楽
My Chemical Romance/Black Parade
マイケミ版グリーンデイの「アメリカン・イディオット」。って感じかな。
プロデューサーもレーベルも同じだしね。
元々勢いだけでなく独自の美学を持ったバンドだから、こういうアルバムは
しっくりきますね。完成度は高いです。
ギターの音が80年代のベタなハードロックバンドっぽいけれど。所々。
これはトレンドなんでしょうか・・・。
恐らくUS・UKでは大ブレイクするんじゃないかな。たぶん初登場1位。
ゴスの匂いプンプンの彼らなんですが・・・。
僕は基本的にゴスは嫌いなんですが・・・。
ライブ観たことなかったら買ってないだろうな。このバンド。
ライブ凄いですよ。久々に生命の危機感じたもん。彼らのライブ。

Paul Weller 37枚目

2006-10-26 | 音楽
Paul Weller/Modern Classics
久々に体調を崩しまして・・・。
39度以上の熱に3日間うなされてました。きつかったなあ。マジで・・・。
薬を飲んで眠るしか術がなく。布団のなかでひたすら音楽を聴きながら漫画を
読んでいた3日間でしたよ・・・。

まあこんな機会も滅多にないので。音楽は最近あまり聴いていないアルバムという
テーマでチョイス。そして久々に聴いて「オォッ!」と思ったのがこの1枚。
ポール・ウェラーのかっこよさ、ちょっと忘れてたよ。
落着いているようで激しく熱く。声も曲も音も。そして背筋はピンッと。
ジャムも大好きなんですが。彼の作品は初期のソロ作がやっぱり良いな。
この頃はオアシスなんかの影響でかなり再評価されてましたね。
正統派UKロックの見本。でも当時の印象よりもR&B色が強いと思ったな。
最近は大人の渋さフェロモンがかなり溢れていますが。
もう少し若々しさを取り戻してもいいんじゃないかな。この頃のように。
あと。このアルバムには収録されてませんが、デス・イン・ヴェガスとの共作が
かなり好きです。デスヴェガのコラボは良作が多いな。あとリアムのやつとか。

ちなみに。漫画は「団地ともお」と「QP」と「BECK」を読みました・・・。
「BECK」以外は全然マッチしてないじゃんか。

曽我部恵一 36枚目

2006-10-18 | 音楽
曽我部恵一/瞬間と永遠
ちょうど1年前まで東京に住んでいました。
ひとりで出掛ける時は吉祥寺・下北沢・高円寺あたりが拠点でした。
繁華街や駅前から少し離れた商店街。レコード屋。本屋。古着屋。飲食店。
いつも昼過ぎから出掛けて夜になる前には帰っていました。
そして。歩きながら色々な事を考えていました。
日々の生活の事。世の中で起こっている事。過去の事。これからの事。
こんな青年の日常を歌にするのが曽我部恵一。
なんか気取った文章だなあ。

さて。このアルバムはソロアルバム2枚目なんですが。
1枚目が私小説的な作品だったのに対して2枚目は外に向けた作品になってます。
サニーデイサービスのファンにとってはこっちだろうな。やっぱり。
アコースティックな感触ながらドライブしているギターロック。
独特な浮遊感のある打ち込みトラック。そして繊細なバラード。
うーん。彼のかかわったアルバムの中で一番好きです。

しかし。このあと。曽我部さんは青春バンドモードに突入してしまいます。
しかも。現在まだまだ爆走中・・・。早く戻ってきてくれよお。

U2 35枚目

2006-10-16 | 音楽
U2/Achtung Baby
フーファイターズのベスト延期未定かあ。残念・・・。
ということで。代打U2。既にベストアルバム2枚リリースしておりますが。
今回はオールタイムのシングルベスト。ライブDVD付き。買うかあ。
さて。そんな彼らのアルバムのなかで一番好きなのはこの1枚。
俗にいう90年代ヨーロッパ電脳3部作の1枚目。
80年代の硬派ロックバンドモードはあんまり好きじゃないんだな。
生真面目すぎて暑苦しいんだもん。曲はともかくバンドの姿勢自体がね。
この頃は余裕のある感じで。メッセージ性よりも音楽性の方に比重が置かれて
いたからよかったな。同時代の誰よりもロックの進化に貪欲でしたね。
もう15年前の作品だけど、今聴いても古臭さを感じさせません。
ということは。ロックは進化していないのか!15年も前から!
彼らと同じスタンス・プロセスで成功しているのはレディオヘッドだけだな。
くぐもった音質なのにスケール感のあるギターサウンドは未だ唯一無二ですよ。
あと。このジャケット凄く好き。
パールジャムにもそっくりなのあったなあ・・・。

Jet 34枚目

2006-10-12 | 音楽
Jet/Shine On
みんな大好きジェット。待望の2nd。
基本的には前作同様。同郷のAC/DC直系の豪傑ロックンロール。
前作にあった良い意味での軽やかさと薄さは払拭され、重厚かつキレ味鋭い
ハードロックに仕上がってますね。あせらずじっくり作った感じだな。
なんか既に大物の風格漂いまくりです。2ndのジンクス超えました。軽々と。
そして。彼らのもうひとつの売りであるバラードがかなりレベルアップしてます。
たぶん現役バンドのなかでビートルズの影響濃度が一番強いのは彼らだな。
バラードを聴くとそう感じます。オアシスよりも強いぞ。
ノエル・ギャラガーも認めてるしな。彼らのセンスの良さを。
音楽スタイルを変化させて行くバンドではないので、この調子で曲作りに磨きを
かけて行けば安泰でしょう。
来年のフジ。グリーンステージのトリあるかも。
大物のブッキングに失敗した場合・・・。

Nirvana 33枚目

2006-10-11 | 音楽
Nirvana/Nirvana Best
洋楽雑誌ネタ関連最終回。ニルヴァーナ。
何故にここまで語られ続けるのか。カート・コバーン。

歴史的傑作「ネヴァーマインド」。1991年リリース。
後にUS・UKともにロック名盤の豊作と呼ばれるこの年。
確かにそう呼ばれるに相応しい年ですが、当時騒がれていたロックアルバムは
これらではなくガンズアンドローゼスとメタリカでした。
ニルヴァーナもアンダーグラウンドの注目株程度の扱いだったな。
結局。評価がうなぎのぼりに上がり、ムーブメントが形成されるのは
翌年の1992年でしたね。レッチリのブレイクも92年だったな。

さて。92年当時の日本。「グランジ」はファッションとしてのムーブメント
という印象が強かったですね。若手お笑い芸人ですら着てたもんね。
もちろんアルバムも売れてたけど。そんな位置づけでした。
あと。カートはゴシップスターって感じだったな。
今で言えばベビシャンのピートとおんなじ感じ。
そして音楽的評価が上がっていったのは自殺してからですね。やっぱり。
日本は亡くなった後に国民栄誉賞をあげる事多いですよね。
そんな土壌が今尚語られる要因かなと。

このベストは未発表曲の1曲目の為だけに買い!みたいな評価なんですが。
まあその通りなのかな。それだけ強力ですよ。この曲。

Sound Track 32枚目

2006-10-09 | 音楽
Soundtrack/Trainspotting
洋楽雑誌のネタに関して第2回。UKロックの回。
というよりも。90年代のUKミュージックカルチャーに関して。
今では当たり前になりましたよね。日本でもロックフェスのメインアクトで
ダンスミュージックのアーティストが出演するのは。では、そのきっかけとは。

ロックとダンスの壁。ロックリスナーがダンスミュージックを受け入れる事で
崩壊したと思います。そして。おそらくこのアルバムがキーポイント。
メイントラックの2曲、イギー・ポップとアンダーワールド。
全く同質のカタルシスを感じさせるんだな。この2曲。
結局ジャンルは関係ないんですよ。素晴らしい音楽で気持ちよくなる事には。
その事に気付いてしまってからは早かった。UKも。日本も。
この翌年、ケミカルやプロディジーが物凄い勢いでブレイクしたもんね。
あと。ロックアーティストとの有意義なコラボも盛んでした。この頃。
リリースから10年。ロックリスナーに与えた影響は色濃く残ってます。今も。

あっ。肝心の映画の方はキチンと観てません・・・。
これから観なおすつもりもありません。アルバムは3桁聴いてるけどね。

Sid Vicious 31枚目

2006-10-07 | 音楽
Sid Vicious/Sid Sings
ロッキング・オン10月号の特集がカート・コバーン(ニルヴァーナ)。
クロスビート11月号の特集がパンク30周年。
この2つとUKロック特集が、ネタのない時の洋楽ロック雑誌特集御三家ですね。
ということで。今回から3連続でこの御三家のレヴューを。
先ずは「パンクロック」。パンクロックの定義とは。
シンプルでハードなロックンロール。既成概念への反抗。こんな感じかな。
それでは。色々区分けしてみると・・・。

【ロンドン・オリジナルパンク】
まあコレがパンクの代名詞。もちろん代表はセックス・ピストルズ。
【NY・オリジナルパンク】
ロンドンよりアート志向。でも代表はラモーンズ。
【アメリカ西海岸パンク①】
80年代。ヤバメのバンド多し。2ビートのハードコア。代表はジャームス。
【アメリカ西海岸パンク②】
グリーンデイ以降から現在まで。メロディアス。スポーティーなルックス多し。
特に現在は商業的/機能主義。若年層向けの音楽。

NYで発祥。ロンドンで爆発って感じだけど。
80年代以降はアメリカのシーンの方が強いな。
特集に精神性が絡んでくると厄介なんだよなあ。話が大きく膨らみすぎちゃって。
ビートルズもボブ・ディランもパンクとか平気で言っちゃうし。
それで。僕が思う真のパンクアルバムとは。この1枚ですね。
シドは本当に身も心も真のパンクスですよ。このジャケ最高。
自分の結婚式にはシドの「マイウェイ」で入場しようかなと。

Pink Floyd 30枚目

2006-10-05 | 音楽
Pink Floyd/Atom Heart Mother
秋の夜長に聴きたい曲は?まあパンクロックじゃあ無いですよね。
さて。今回の1枚。プログレの代名詞的バンド、ピンクフロイド。
そして。アニマルジャケットの金字塔「Atom Heart Mother」。
邦題「原子心母」。直訳じゃん。
50歳以上のロックオヤジ達には語りつくせぬ1枚。
正直このアルバムの歴史的地位とか、プログレの思想性とかよく解りませんが。
収録曲の「Fat Old Sun」がとても好きです。細かい理屈は抜きで。
繊細なロックバラードの元祖ですね。
陰鬱なディストーションギターを加えて誰かカバーしてくんないかな。
レディオヘッドかな。いやシガーロスだな。
これが秋の夜長に聴きたい1曲。

Beck 29枚目

2006-10-02 | 音楽
Beck/Information
リリースの順番だと今作は内省的でメロウな作品のはずなんですが。
なんとキャッチーでグルーブ感溢れる作品になってます。
ヒップホップアルバムと言う触れ込みですが。そんな感じではないなあ。
全体的に1stのテイストで、リズムトラックを緻密かつ多彩にした感じ。
ナイジェル・ゴッドリッチ良い仕事してます。トム・ヨークのソロアルバムも
そうだけど、密室的な音作りは上手だよなこの人。
前作よりもベックの本質が出ているアルバムです。
ロックとヒップホップ。ハイファイとローファイ。ライブ演奏と打ち込み。
すべてをきちんと消化して、オリジナリティを確立してますね。
あと。ジャケットのアイディアとセンスには脱帽です。
さて。どのシール貼ろうかな。

奥田民生 28枚目

2006-10-01 | 音楽
奥田民生/E
奥田民生と言うアーティストのイメージは。
僕ら世代(30代前半)にとってはユニコーンのボーカリスト。
その下の世代にとってはパフィーのプロデューサー。
今の世代にとってはロッキングオン・ジャパン系の重鎮という感じですかね。
今では当たり前になってるけど、この人がソロになった頃からですよね。
普段着姿でもカッコイイ音楽をやる人が出てくるようになったのは。
不思議と洋楽の人達もリンクしているな。この事に関しては。
このアルバムは曲間に短いインストが挟まれていて散漫な印象があるけど、
1曲々のポテンシャルは高いです。基本的に骨太なギターロックがメイン。
1番好きな曲、「CUSTOM」も収録されてるしな。
この曲は洋楽に負けてないですよ。マジで。