第10節VS鹿島アントラーズ戦終了しました。
中2日の厳しい日程での連戦でしたが、流れを生かしたかったのかメンバーは余りいじらず。
垣田に代わり宮代が1トップの位置に入り、右サイドに杉森が入りました。
サブには西谷が今シーズン初のメンバー入り。コンディション不良で調整が続いていましたが、ようやくスタートラインに立てたという所です。
試合は立ち上がりに立て続けにチャンスを作りあと一歩という所まで相手ゴールに迫り得点の匂いが。
ただ、このチャンスを生かしきれず。結果的に言うと、ここで先制していればという所でしたが。
前半の中盤以降は相手の守備ブロックが機能し始めて上手くいなされた感じです。攻め手を欠いたとも言える。もう少しボールの動かし方を工夫しないと。
守備では福岡が上田にボールを奪われそうになる等危ない場面もありましたが、全体的に大きく破綻することはなく。
だけに31分の左コーナーキックからの失点はもったいない。既に今シーズンの大きな課題であるセットプレー対応ですが、今日も完全にマークを外されてしまっていたので。ゴール裏からだと決めた選手がフリーで居たのが蹴る瞬間に見えた。早急に改善しないと。
ハーフに少し修正を加えたものの、ボールの運び方に大胆さがない。意外性のあるプレーがチャンスを広げるのであり、パターン化した攻撃では相手に既に対応されている。
丁寧に繋ぐ所は勿論必要ですが、もっとダイナミックさがあってもよいのかなと。
選手交代は早かったなと。それは甲本ヘッドコーチとの違いですかね。1点を追う展開だったので、右サイドとトップ下を入れ替えて攻撃の活性化を狙う意図があった様に感じました。
十分に機能したとは言い難いが。23分には小西と西谷を投入。西谷はJ1デビューとなりました。ここからドンドンと出場機会を増やして早くJ1のプレースピードに慣れて欲しいものです。
1点が遠く、0-1での敗戦となりました。最悪引き分けで良かったのですが。やはり、疲労の色濃く。
それでもセットプレーの1失点だけだったというのはまだマシなんでしょうかね。昔に比べたら雲泥の差。
だけに、セットプレー1発に沈むのは悔しい。こういった展開でも最後にはしぶとく追いつく、或いは逆転迄持っていける様にならないと。
今日はまだ、ダニの考えるサッカーを体現する所までは至りませんでしたが。次戦以降、しっかりと修正、そして練り上げてより魅力のあるサッカーを見せて欲しいと思います。
手応えはありつつ、課題も感じられ。着実に力はついてきているものの、もっと速いスピードで成長曲線を描きたい。
ハードワークから中2日でここ迄踏ん張ったことを加味するとしても、もったいない試合展開ではありました。