花・伊太利

日々の生活に関する備忘録です。

どこでもジモトミン

2008-02-19 22:36:43 | Weblog
 今朝、子供を幼稚園へ送ってから会社へ向かい、その途中赤信号を待っていると、お姉さんに道を尋ねられました。「信号を渡ってまっすぐ行くと大きな通りに出るので、そこを左に曲がるとすぐですよ」と教えて、自分は信号を渡って地下鉄の駅へと階段を降りて行きました。歩きながら、道を尋ねられたのは今年初めてかも、と思いました。学生の頃は道を歩いていると、随分宗教関係の方に声を掛けられました。渋谷界隈に出掛けた時は、特に多かったような気がします。社会人になってからは、宗教の勧誘に代わって道を訊かれることが多くなりました。確率からすると何故か旅先で訊かれることの方が多いようです。例えばパッと思い出せるものでは、次のようなものがあります。群馬県高崎市でビジネスホテルの玄関を出て2,3歩目→どう見ても旅行者なのに。ニューヨークやロンドンを旅した時も何回か尋ねられました→一人旅だったので行動する前に地図を確認していたのが幸いしました(時間を訊かれたことや、地下鉄の出口を訊かれたこともあったなぁ)。旅先ではありませんが、新宿で10人前後の、おそらく韓国からの旅行者にぐるっと取り囲まれて、ある高層ビルへの行き方を訊かれたこともあります。男性女性取り混ざっていましたが、全員私よりもかなり身長が高く、360度全ての角度から20の瞳が一斉に私を見下ろし、返事を今かと待っているさまは、ちょっと威圧感がありました。同じく新宿では、7月の暑い盛り、中東から(イランでしょうか)の出稼ぎかとおぼしき青年が、着れるものはみんな着て、何とダウンジャケットまで着て、両手にパンパンに膨らんだでっかいボストンバックを持った状態で、すれ違おうとする私を呼び止めて道を尋ねてきました。きっと日本に着いたばかりなんだろうなぁ、と思ったものでした。そんなこんなで思い出に耽りながらの出勤だったので、いつもは気合の読書タイムである地下鉄の車中ですが、今日は読書に集中出来ませんでした。

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