森友学園問題に関する佐川・元財務省理財局長への国会証人喚問が終りました。肝心なことは全て証言拒否。刑事訴追を受けるおそれがあるというのが拒否の理由でした。警察での取り調べでは、自分に都合の悪いことはしゃべらなくても良いとする、黙秘権が認められていますが、証言を拒否するのは都合が悪い、つまり人に言えないようことをしたからだろうと思います。刑事訴追のおそれありと言ってる訳ですし。街行く人100人に森友学園疑惑は解明されたかどうかと尋ねた結果を、29日の朝、テレビ朝日のニュース番組で紹介していました。「解明された」9名に対して「解明されていない」は91名。大多数の国民にとって疑惑は晴れていないと言えます。一方、「真相は解明された。もう終わりだ」と官邸幹部が語ったことが新聞に書いてありました。一般的に裁判ではグレーは無罪です。証人喚問で違法行為が立証できなかったから「白」だと、先の官邸幹部は言いたいのでしょう。しかし、国会議員は国民の代表です。裁判のルールに従えば良いというものでもないと思います。国民の多くが感じている疑念に応える責任があるのではないでしょうか。「黒」と証明出来なければ「白」と簡単に済ませて欲しくはありません。真相究明の責を果たしてもらいたいと思います。
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