2011年が「絆」の重要性を再認識した年であるとすれば、2012年は実際に絆を築いていくために何をしていくかが問われる年だと思います。ただ大切だと思うだけでは、2011年が私たちにとって何の契機ともなっていないことになります。さて、では何をするかですが、闇雲に手を差し出して「絆を作りましょう」と言っても仕方がありません。また、かつての共同体に見られたような、人々を総ぐるみで絡め取る桎梏的なつながりに帰ることは、私たちの求めるものではありません。むしろ、ひとりひとりが主体的につながりを取り結ぶことが望ましく、そのためには私たち自身の持つ共感力を高めることが必要だと思います。なぜなら、人に共感すれば、その感ずる点を結節点として相手との関係を取り結ぶ道が開けてくるからです。
「空即是色」という言葉があります。空であると思われるものに色を見出すのは、私たちの心の働きです。共感力を持つことで、今まで見過ごしがちだったものに彩を感じ取ることが出来るようになります。私たちそれぞれが共感力を高めていけば、そこから紡ぎ出される絆は多彩なものとなるでしょう。今年は心を開いて他者を理解するよう努めることを、特に心掛けていこうと思います。
「空即是色」という言葉があります。空であると思われるものに色を見出すのは、私たちの心の働きです。共感力を持つことで、今まで見過ごしがちだったものに彩を感じ取ることが出来るようになります。私たちそれぞれが共感力を高めていけば、そこから紡ぎ出される絆は多彩なものとなるでしょう。今年は心を開いて他者を理解するよう努めることを、特に心掛けていこうと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます