人間もどきの世界観

ほんととつもりのクロスオーバー人生。救いは妄想でも他者のために死に物狂いになったこと。

父の苦悩を完全に理解できたような気がする

2018年07月09日 17時21分21秒 | 日記

今日、父の苦悩を完全に理解できたような気がする。

両親は昔、我が子を中絶した。

理由は貧しかったからだ。

これで終われば葛藤は深刻にならなかっただろう。

仕方なかった。

それで済むからだ。

しかし、その後、父は会社で出世してしまって、暮らしは豊かになり、考える余裕ができてしまった。

それゆえ、合理的に処理したはずのこの問題が再燃してしまったのだ。

あの時のおれの判断は本当に正しかったのかと。

何の罪もない無力の子を殺めたのは合法的とはいえ許されない行為だったのではないかと。

果たしておれは幸せになっていいのだろうかと(因みに父の名は幸夫である)。

生前、そういう後悔を父が家族に直接語ったことはないけれど、あれは間接的に苦しみを表現していたのだなというような記憶が僕の中には残っている。

自分の過去の罪も僕が間違いを犯さないように役立てられたら意味があったと思いたかったような。

精神分析でいうところの合理化だ。

それが無神論者の父が取れるギリギリの方法だったのだろう。

素直に神仏に赦しを請えなかったのだ。

せめて僕が慰めてあげられれば良かったのだが、未熟過ぎてどうにもならなかった。

それが残念である。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« 絶対壊れないインフラ | トップ | 一次関数(直線)的に物事を... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事