司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

会社法及び商業登記に関する話題を中心に,消費者問題,司法書士,京都に関する話題等々を取り上げています。

一般財団法人における代表理事の選定について,定款の定めに基づき評議員会の決議による場合

2016-06-22 11:53:03 | 法人制度
 一般財団法人における代表理事の選定について,定款の定めに基づき評議員会の決議により代表理事を選定する方法による場合,登記申請の添付書面として,登記実務は,

・ 評議員会議事録に議長及び出席理事が押印した印鑑についての市区町村長発行の印鑑証明書

が必要(変更前の代表理事が登記所に提出した印鑑を押印した場合は,不要)という取扱いである(杉浦直紀・希代浩正著「一般社団・財団法人の登記実務(第2版)」(公益法人協会)134頁)。

 一般社団法人等登記規則第3条が商業登記規則第61条第6項第1号の規定を準用しているからであるが,なんとなくすっきりしない感がある。

 というのは,定款の定めに基づく評議員である議事録署名人がいても,当該議事録署名人については,評議員会議事録に押印する印鑑は実印である必要はなく,また印鑑証明書を添付する必要もない,ということになるからである。

 滅多にないケースであろうと思うが・・・。
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