最近食品を手に取ると、高確率で新法対応の表示に出くわすようになりました。
新法が出たばかりの頃は「各社しばらく様子見が多いと思います。一部生協は早めに着手するようですので、その手法に従うメーカーなども多いでしょう。」と講師の先生から予言を頂いた記憶もありますが。
ぼちぼち流石に新法対応の表示を見かけるようになりました。
見分けは簡単
①原材料表示の食品と添加物の間に「/」(スラッシュ)がある。又は添加物が別の欄になっている。
②栄養成分表示があり、ナトリウムではなく食塩相当量の表示が優先されている。(ナトリウムが併記されている場合もある)
③栄養成分に「推定値」と書いてある
③アレルギー表示が「一部に○○・○○を含む」(「一部に」から始まり、「・」(中黒)つなぎ)
スラッシュがあるだけで、あ、新法新法ってワクワクしますね・・・。
添加物が無い場合は使えませんけど。
食塩相当量の桁数が増えている食品(0.01gとか…)も地味に新法を感じさせます(ナトリウム換算で表示下限があるので)。
推定値は言わずもがなですが。
出来た当時は無茶に法律作ったなーと思いましたが、旧法のツギハギが殆どなので、ある意味そんなに混乱をきたさなかったのでしょうか…。
今回の法改正では、メーカーの負担も相当にあったんじゃないかなと思います。
こういうコストをどこで吸収するんだろうか…。
栄養計算だって根拠となるようにきちんと残すにはそれなりの人件費はソフトウェア代などがかかりますし。
包材を変えるのだって、表示を作り直して、確認して、発注して、在庫管理して、古い表示の商品をいやがる取引先を何とかして…。