何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

ミックスダウンの日々

2012年12月10日 16時46分22秒 | Weblog
12月1~6日

病院に行って胃カメラを飲んで胃の検査を受けなきゃと思いつつ、ハマってしまっていつもの駐車場に居続けてしまった。

頭の中にある理想の音質に限りなく近づけたい、その思いは消える事無く増幅し続けている。
ここに来て、今まで何となく使って来た各エフェクターの処置方法が理解出来て来た。各エフェクターの単独での使い方は分かって来たが、複合させた時の設定値がまだ分かりきっていなく、頭で想像したイメージを具体化するためにミックスを繰り返し繰り返しやり続ける事で少しずつ理解を深めて行く。
途方もなく時間の掛かる作業だが、僕にとってたまらない興奮の連続だ。

食事はバッチリだ。キャンピング用品のコンパクトガスコンロを買ってから、毎日温かい食事をとっている。コンパクトガスコンロと一緒に買った小さな鍋で、お味噌汁、ラーメン、焼きそば、野菜炒め、そして毎晩有り合わせの野菜と100円餃子で鶏ガラスープ仕立ての鍋を食べている。
車の中で鍋をつついている姿を見た人達は何を思って通り過ぎて行くのだろう。ちょっと気はづかしい気持ちはあるが、背に腹は変えられない、温かい食事が出来る事の喜びは幸せ以外の何ものでもないのだ。

そして病院に行かないまま東京に戻らなきゃならない日がやって来た。

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