何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

ミックスは深い

2014年11月07日 15時58分02秒 | Weblog
昨日書きはじめたブログです。早朝の投稿と前後しますが…。

明日のブログを今、6日に書き始めました。携帯電話にもだいぶ馴染んできましたが、文字を打つのが大変です。

娘が留守にしているから孫が学校から帰って来るときマンションにいてほしいと頼まれて娘のマンションに来て、することが無いのでブログを書き始めた。

ひなが帰ってきた、遊びに行く前に宿題を済ませた。びっくり、ついこの間まで赤ちゃんだったのに、りっぱなおねえちゃんになっている。
どんなに遅くなっても、やらなきゃいけない事は先に全部済ませてから遊びに行くのだそうだ。何でも先送りにしてしまう僕よりしっかりしている。老いては子にしたがえじゃなくて、老いては孫に教われって事かな?。

ミックスの話です。

人間の耳は、かなりアバウトだそうです。
そのアバウトな耳で、ミックスダウンするわけで、長時間音を聞き続けると聞きたくない音を聞こえなくする力が働いて、自分の理想の音質を脳が作り出してしまうようです。
だから、超最高の音質を毎日作り出しているんですが、残念な事に、それは僕の妄想が作り出した幻聴だったりすることがほとんどです。

何時も言っているように、教わる事が嫌いな僕はこの幻聴と闘いながら、失敗を繰り返して失敗しない方法と音楽空間の残響を作り出すベストなエフェクト設定を構築するレベルを上げてきた。
誰かに聞けば、教われば簡単に分かる事がほとんどだと思うが、僕は失敗から学ぶ方を選んできた。
石の上にも3年、と言うが僕の場合は違う。何事にも常識レベルの三倍は掛かってしまうのが高橋忠史だ。僕に関しては、石の上にも9年、と言った所か。

はっきり言ってグラミー賞はオオボラだ。でも嘘では無い笑われるの覚悟の、本気の目標だ。常に高い目標を掲げていないと、本来怠け者の僕は努力する気持ちをすぐに無くしてしまう。才能ある人を越える事は出来ないが、努力をすれば近づく事は出来る。

そして、ついに自分の理想を越えるミックスが出来た。
ミックスをはじめてそろそろ9年を迎えようとする今。

続く。

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