独断と偏見

日々の出来事

公設派遣村の実態

2010-01-08 09:52:32 | うんちく・小ネタ

年末年始に設けられた「公設派遣村」の状況が・・・。

開所以来、行政側と入所者側の衝突が絶えず、昼食代の現金支給を求めたり。
結局最後まで職員は対応に右往左往させたれたようです。
実際のところ、本来の目的の就労・住宅相談に訪れた入所者はわずか1割。「派遣村に行けば一時金がもらえる」といううわさもあり、それ目当ての人も多かったり。
3日に退所した833人の内住居が見つけられなかった685人に対し新に400人分のカプセルホテルと残りの人は都の臨時宿泊施設に割り振ることにしたのですが、ここでも
「何故全員がホテルに泊まれないんだ」と騒いだらカプセルホテルに泊まれることになったと冷笑する人も。
また、都は臨時宿泊施設の入所期限である18日までの就労活動にかかる交通費と昼食代として入所者一人当たり計2万2千円を支給したところ早速近くの小売店で酒やたばこを購入しているのが判明。店員に聞くと「朝から1万円札を握り締めた入所者が多くたばこがかなり売れ酒やスポーツ紙を買う人も少なくない」と。「都に提出する領収書がいらないので交通費にしたことにして帳尻を合わせた」と。
また、5日夜には酒を飲んだ入所者が騒ぎ荷物を盗まれるという騒ぎも。施設では飲酒を禁止しており発覚すれば退所処分になるのにこのありさま。都は泥酔している男性を一人退所処分し、悪質な入所者には支給額と領収書の差額の返金を求める方針。
費用はすべて国の負担で約6000万円と見られていたが大幅に上回りそうで都の職員は「結局、政治の為」とばやいていたそうです。
インターネットカフェを転々としていた男性によると「就労活動のふりをして時間をつぶしている人もいる。本当に困窮している他の入所者が迷惑している」と。

以上が派遣村の実態だったと報道されています。
全員がそうでなくても一部の人の行動が悪いイメージをつけてしまいます。
しかも就労相談はわずか1割ともなればなお更。
それが税金だと思うと・・・。

コメント
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