今朝のファイナリスト発表は反田恭平さん、小林愛実さんが選ばれました。おめでとうございます。
応援していた角野さんの名前はありませんでした。しかしセミファイナル演奏後のコメントを聞いて、充実したステージであったと知りほっとしました。その存在感はショパンコンサート始まって以来の高視聴率だったとか。世界にクラシックの良さを広めたいという思いは達成されました。
初めて反田さんの名前を認識したのが2018年の初め、ブロ友tomokoさんのページからでした。その文章のうまさにも惹かれてチケットを手配したのが6月。すでに『クラシック界に突如現れた驚異の大型新人』と評判で取れにくいチケットでした。
プログラムはロシア·ナショナル管弦楽団との共演でチャイコフスキーのピアノ協奏曲。魅力のある音色にいっぺんに反田ファンになりました。
19年のピアノリサイタルではオールショパンのプログラムを楽しみました。そのときは留学中のワルシャワでショパンを究めたいと、マズルカに挑戦中でした。
'20年2月、海外管弦楽団との共演コンサートはコロナで寸前に取り消しがありました。
反田さんはコロナ中に真っ先に有料オンラインコンサートのスタートを切り、若い音楽家を救いたいというその実行力に驚きました。そしていつの間にか自分の楽団も編成!長い目でクラシックの存続を考えている異色の若きアーチストです。
角野隼斗さんを知ったのはYouTubeで反田さんとのトーク番組です。
ここで初めて二人がショパンコンクールに挑むことを知り、ずーっと二人を応援していました。とっても心暖まるトーク番組でした。
セミファイナル演奏後のインタビュー番組です。二人の人間性がよくわかり、ライバルでありながら親友で、お互いにリスペクトしていることに清涼さを感じます。いがみ合うより歩み寄る、人間の基本があればお互いに成長するのですね。
やっとゲットできた角野さんのチケット、来年の1月のコンサートでは、ショパンコンクールを乗り越えた新しい姿が見られるかも知れません。楽しみです。