大変長らくお待たせしましたが、ご注文のTK-ALZM5は、本日発送致します。近場の方には明日午前中に届きますので、宜しくお受け取りください。
今回初めてのロットで製作しましたが、正直もう作りたくないと思ったほど手間と時間がかかりました。私の作業時間を計算するとほとんど赤字販売の商品です。しかし、世界にどこにも無い商品を一からデザインしてお客様に使ってもらえるようにまで作り上げる喜びはお金には変えられません。元々当店のものづくりの原点は「自分が使いたい物を作る」というところからスタートしているので、その考えはこれからも変えずに続けていきます。この次は来月以降にTK-ALZM Jr2を作り上げていきますが、かかる手間はそれほど変わりませんが、今回同様にしっかり作っていきます。
何れにせよ、本日発送致しますので、今少しだけお待ちください。これからのお時間指定などはお受け出来ませんので、後ほどお知らせするクロネコヤマトの番号からご自分で指定などをしてお受け取りください。
ZWOのASIAIR PROの電源が元々付属していなかったのですが、電源を必要とする商品に電源ケーブルが付いていないのは信じがたいです。ZWOの商品は高価なCCDカメラでも電源ケーブルが付いていません。まぁ、それはともかくとして、これまでは電源を大型のリチウムイオンバッテリーからセレストロンの赤道儀用DCケーブルを使って電力を供給しておりましたが、あまりに不便なので、USBモバイルバッテリーから電源を供給できる「DCDCコンバータケーブル」を作ってもらいました。製作者の話によると"前回提供させていただいたDCDCコンバータケーブルはタカハシEM200Bだったのですが、負荷電力は大きくなく通常の給電能力タイプのコンバータユニットを用いた物で、このASIAIR PROでの使用は対応が難しいため給電能力が大きく発熱も少なくなるコンバーターユニットを用いたケーブルになったとの説明でした。
しかしモバイルバッテリーから電源供給できるようになったので使いやすくなりました。ただし、ASIAIR PROから赤道儀などに電力を供給するのは、大きな電力が必要な機種は無理のようです。