日中ですが、風景を見てみました。しかし、驚いたのは周辺像の良さです。中央でピントを合わせてから対象を周辺部へ移動させて見ましたが、ほとんどそのイメージは変わらずにクリアーなままでした。国内メーカーが販売しているズームアイピースと比較してもその良さが明らかに分かります。それで先にも書きましたが、8mmでピントを合わせてから20mmにしてみると、焦点移動はほとんど感じませんでした。使うまでは半信半疑でしたが、実際に使ってみてここまでとは予想できませんでした。
それで早速考えたのは、コンパクトデジカメでお気軽撮影用に使えないか?ということですが、PowerShot G9Xで撮ってみると、これも想像以上にイメージが良くて驚きました。これまでは、BarderかCelestronのを使っていましたが、ズームアイピースとはこういうものと考えて妥協しつつ使っていましたが、SV230を見てその考えが変わりました。
眼視同様にコンデジでも中央も周辺蔵も大きく変わらずに良像を見せてくれていたので、天体の撮影でも同様な結果になると考えました。
うまい具合にゴム見口を外すと、M43-Tネジが切られているので、それを使って「お気軽撮影ズームアイピース」として作り上げようと考えています。近いうちに試作機を作りますので、これで星雲や星団、月面なども撮影してみようかと思います。結果はまたブログからお知らせします。また、近いうちにSV230とアダプターがセットになったお得な商品も販売する予定です。アダプターは、汎用性を持たせてあるので、色々な種類のコンパクトデジカメに対応するように作ります。
あの酷かったNikon 10cmED屈折赤道儀のピラー脚がここまで仕上がってきました。今日は、プライマーを塗布して本塗り前の処理をしました。ここまできたらもう仕上がりは目前です。最後に本塗りをして焼き付けたら完成です。ただし、パイプは長くて焼き付け庫には入らないので、ジェットヒーターで距離を取って焼き付けます。まぁ、最初にサビだらけのピラーを見た時には、さすがに断ろうかと思いましたが、結果的にここまで仕上がってくるとやって良かったと思います。ただし、今後はあまりやりたくないので、ピラーの再塗装を希望される方は、そんな酷い状態まで放置せずにご依頼ください。