いくえしれず

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DIAMOND BIRYANI(ダイヤモンドビリヤニ)~大阪市北区~

2024-07-15 | グルメ-多国籍
昨日のスパイス料理はしご2軒目は、梅田駅近くの中津駅から徒歩2~3分の好立地にある小さな店舗。
こちらも行列必至のスパイス料理店『DIAMOND BIRYANI(ダイヤモンドビリヤニ)』さんです。
事前のSNSリサーチでは行列に並ぶという言葉が多く見られたので、並ぶ覚悟で向かいました。
少しでもお腹を空かせようと梅田から歩いて向かった私達。徒歩で20分ほどかかったかな…
12時15分ぐらいに到着すると何と行列が無い!日曜日のお昼ド真ん中だというのに運良く誰も並んで無い!
どうやらオープン時から食事をされていた第一陣が引いた後だったよう。本当に運がいい。
ちなみに席はこの写真にあるように道路に面したテラス席と、その奥にクーラーの効いたテーブル席4席。
かなり小さい店舗なのでほとんどが二人掛けのテーブル。店員さんは外国人二人だけで日本語はそこそこ。
ただメニューの説明がきちんとしており理解しやすく、注文に何ら問題はありませんでした。
すでにいらしたお客さんのテーブルにある量を見て、最初二人でシェアするか迷いましたが思い切って一人一つずつ注文。
この後のはしごを諦めて思い切りビリヤニを堪能する事にしました。
種類はシンプルに三種類で、今期間限定で海老のビリヤニもあるとの事。
私達はそれぞれ“白身魚とアサリ”、“マトン”を注文。
しばらくすると付け合わせのグレイビーやライタが乗った大きなプレートが運ばれてきました。
左上からグレイビー(カレーソース)、ライタ(ヨーグルト)、ナッツ、海老の甘辛煮、フライドオニオン。
ライタの隣にはカチュンバルという生野菜のスパイス和え、その隣の緑のソースはミントソース。
生のオニオンスライスにレモンとゆで卵も添えられています。空いた場所にはビリヤニを置くそう。
そんな一番楽しみにしているメインのビリヤニは、何と釜で炊きこまれた状態で運ばれてきました。
蓋を開けると炊き立ての湯気と共に、シナモンやカルダモンなどふわっとスパイスのいい香りが立ちあがります。
私の大好きな、ゴロゴロと大き目で肉肉しく、いい意味で獣臭いマトン肉も豪快かつ贅沢に骨付きで。
ビリヤニが釜で運ばれてくるという概念が無かったので驚きました。
釜炊き状態で提供されるのでいつまでも熱々で美味しいご飯が頂ける。
このご飯を豪快にほぐして、先程のプレートの空いている場所に移し替え、付け合わせと混ぜながら頂きます。
そのまま食べるのはもちろん、自分なりのアレンジを見付けるも良し、シンプルに味や食感の変化を楽しむのも良し。
白身魚のビリヤニの方は、魚介の出汁がご飯全体に染みわたって炊きこまれているので、マトンより香り高く味わい深い。
付け合わせにある海老の甘辛煮との相性抜群。口に入れた瞬間広がる魚介の香りは最高です。
マトンはどれとも合いましたが、個人的にはグレイビーとカチュンバル、もしくは生オニオンスライスのミックスが好み。
ライタも美味しかったんですが、更にそこにレモンをかけると酸味と香りが引き立って更に美味しくなり、これも好み。
とにかく無限に広がる組み合わせが楽すぎて、美味しすぎて興奮状態。
振り返ると半分の時点までは、無我夢中で食べ進めていたように思います。
ビリヤニ自体は上品で優しい印象。香りがすごく乗っている感じではない。
ただ組み合わせで“旨味沼”が広がっていくので旨さが無限大。
極め付けは、店員さんが最後の方に鍋からお米をこそげとってくれるので出汁の詰まったおこげまで堪能できる事。
先程まで食べていた優しい食感とは違い、カリッとした食感が最後スナック感覚で食べられるのもいい。
ビリヤニ単体で勝負しているというより、全体のバランスとハーモニーが計算された素晴らしいプレート。
これは癖になります。2軒目ながら、美味し過ぎて自分でも驚くほどあっという間に完食していました。
そしてお店をあとにする頃にはあっという間の行列。
店舗前には5組程の待ち…少しでも時間がずれてたら私達も待つ所でした。
やはり人気店なんだなとレジに向かうと食べログ百名店のプレートが。
なるほど、納得。本当にこじんまりとした店舗ですが素敵な場所でした。再訪必至、ごちそう様でした!

●住 所→大阪府大阪市北区中津3丁目17-2/06-6225-7181
●定休日→月曜日
●営業時間→11:00~15:30、17:00~22:00
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