Kou Farm

畑の話と日々の雑談

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2017-11-23 20:06:33 | 日々の事
久しぶりの雨 10月の様な長雨はこりごりですが
欲しい時に振ってくれた 畑の野菜も さぞ喜んでいる事でしょう

さて

最近 『共有する』 という言葉がしばしば耳に入ります
会社の様な組織 ラジオ TV などなど
いつ頃からだろう? 正確な事は分かりませんが
PCの普及と共に それを聞く頻度が高くなってきたようなきがするが 気のせいか?
蓄積されたデータを沢山の人が利用できるようになった
つまり データを共有する そんなところか・・(勝手な推量です)

何事かの情報や事象を共有する
言葉にすると とてもスマートに聞こえるのですが これが なかなか面白い
同じ情報や事象を得ても 人によって受け止め方は様々
ある人は赤と認識するが ある人は明るい茶色と認識したりする 結果 その場では分かった様な気がするが
形になった時 微妙な違いを感じる
僕なんぞは酷いもので 聞いても 思い込みでAという場所をCという場所だと信じて疑わず
トンチンカンな事をやらかす(笑)

まことに 伝える のは難しい

有機農業 というモノも 一般的にはどう理解されているのだろうか
法律(JAS規格)で規定されている農業と言えば 正解かもしれないが
スーパーの買い物客で それを知っている人が何人いるだろう ほとんどいないのではなかろうか
法律とはいえ マニアックな世界 世間では何とはなしのイメージで理解されていると感じています

しばしば農薬を使わないから大変でしょう とか 農薬使わんでできるわけねぇべ と言われますが
僕的には 重要なのはそこではなく 有機質肥料を使う事に最も意味がある と思っています(有機農業ですから 笑)
しかし これまで分かり易さから そこ(無農薬)に力点を置くような説明をしてきてしまった
改めなければなりません

詳細は省きますが 僕が思う健康な野菜を作るために有機質肥料を使っている

思い返せば この世界に足を踏み入れて以来 有機 という言葉を 何かシンボリックなものとして使っていた
様な気がする
時が経ち 経験を経るにつれ 様々な事を具体的に知るにつれ カテゴリーなんてものはどうでもよく
呼び方 呼ばれ方 にあまり関心が無い どんどん無頓着になっていく こまったものだ(笑)

食べてくれるお客様がいて 作っている僕がいる
もしかしたら それだけの事と思ってる節がある
だから農園の名前すら浮かばない・・こまったものだ(笑)