ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

厳寒の名寄紀行(その1)野菜たっぷりのレストラン

2010-02-18 15:14:59 | 北海道
今年は寒い年だ。
すでに東京にも数回雪が積もっており、まだこの先、春までに数度は積もるのではないか。
私は元来寒いのは嫌いであり、どっか暖かいところへ避寒したくてしょうがなかった。

そこへある日友人からお誘いが来た。
「名寄へ行きませんか?」
名寄は北海道にあり、旭川からさらに北へクルマで2時間ほどのところで、
真冬の気温はマイナス20度はおろかしばしば30度を下まわる時もあるという。
かつては南極探検隊が事前の練習を行ったことがあるらしい。
今回はそこでスノーランランフェスティバルがあり、
スキージャンプ選手の出身地として有名な隣の下川町では、
アイスキャンドルフェスティバルがあるという。

ううむ。
マイナス30度か。
プラス30度なら二つ返事しちゃうんだけど。
ううむ、ううむ。
もしかしてそこに行って帰ってくれば東京が南国に思えるのではないだろうか。
2日後、私は行くことにした。

スカイマーク609便の窓から見える旭川付近は一面銀世界で、
ここが同じ日本だとは到底思えなかった。
ああ、来てしまった。

空港を出ると道路はもちろん雪だらけなのだが、
気温はマイナス5度だったので、重装備をしていった私には幸いだった。
東京ではスリップ事故が多発しそうな環境なのだが、
どのクルマも何事もないようにスイスイ走っている。
私は友人のクルマに乗り、高速経由で名寄へ向かった。
雪の量は名寄に近づくにつれどんどん増え、
名寄に到着する頃には除雪した雪が道路脇に高さ3,4メートルも積み上げられていた。
うわあ!すげえ!
こんな雪は今までスキー場とその周辺でしか見たことがなく、
でもここは平地で町の中なのだ。

翌日のランチは、ネットで見つけた名寄バーガーなるものを食べに「食工房おると」というレストランに出かけた。
出発したときは曇りだったのだが次第に雪が降り始め、
健康の森付近ではついに吹雪になってしまい前がまったく見えない。
ああ、私はこんなところで遭難してしまうのか。
せめて何か食べてから死にたいものだ。
なあんて思ったのだが無事到着。
そんな天気なのに店内は満席で、しかもほとんどが女性のお客さんだった。
友人が名寄バーガーを注文したため、私は野菜カレーを注文。
どちらもとにかく新鮮な野菜が大量でとてもおいしかった。

(その2へ続く)






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