ぺんぎん村ってご存じでしょうか?
ドクタースランプアラレちゃんの舞台なのですが、数年前に2ちゃんねるの創始者ひろゆきさんが作ったネットサービスの名前もぺんぎん村っていいます。
“暇なときに一緒にテレビを見て感想を言ったり、
漫画を見て感想を言い合ったり、
相談にのったり、バカ話をしたり、
地域の近所の人とやるようなことをネット越しにやろうとする村です。
昨今、流行ってるようなオンラインサロンみたいな向上心や企業とかではなく、楽しくだらだら暮らすのが目的です。
楽しく暮らすには、コミュニケーションが大事だったりします。
んでも、現代社会では近所の人と仲良くなったりというのはあんまり多くなかったりします。
そこで、ネット上で近所の友達になろうという村です。“
これがぺんぎん村のコンセプトのようです。
んと、のんびり楽しくコミュニケーション取ろうよって感じかな。
たしかに、昨今のオンラインサロンなどは僕的には敷居が高かったりします。
興味があるものが少ないというのもあるのですが、前向きに、積極的にっていう雰囲気が苦手ですし、それにとらわれてしまう感じもしてどうにも近寄りがたいですw
ぺんぎん村のルールには、
推奨されることとして、
・話しかける
・話を聞く
・褒める
・カレーを食べる
・水を飲む
・寝る
・街に出る
とあり、非常にゆるいですw
褒めるってのがポイント高いなーって感じます。あと寝ると街に出るw
で、ここからが大きなポイントです。推奨の次に禁止事項があります。
・相手の人格を否定すること
・知り得た個人情報を漏らすこと
・リボ払い
・スイカに塩をかけて食べること
とあります。したの2つはおいといて。
個人情報を守ることはすでに法律の問題になるし、とらえようによっては、住所氏名など以外にもエピソード的な個人のものを漏らしてはダメってのも含まれるのかなーとか考えました。
そして、相手の人格を否定することが並べられています。
すべてのルールをまとめると、悪口言ったり、批判したり、こめんどくさいことで言い合いしたりしないで、のんびり、まったりとお話しをしようよ。
ということのようです。
SNSだけじゃなく、もはやネットとは切り離したくても切り離せないものとなった、悪口、批判、個人攻撃、人格否定、見苦しい言い合い・・・こういうものがない場所なんですね、きっと。
少し前にひろゆきさんの生配信でぺんぎん村を作った理由みたいな話をしていました。
「2ちゃんねるみたいな悪口ばっかりのところを作ったけど、今度は悪口とかがない場所を作りたかった。月額100円とか500円だと悪口を言うためにお金を払って入ってくる人がいるけど、もう少し高い金額ならそういう人たちをふるいにかけられる。」
ぺんぎん村は月額1880円の有料サービスです。
たしかに、この金額を払って悪口をわざわざ言いに行く気にはならないです。
で、誰かとネットでおしゃべりしたい、ひろゆきさんのファンっていうなら高くない金額設定になってると思います。
でも、少し考えてしまいました。
ネットではお金を払わないと、悪口がない場所に行けないのかな~と。
実際、現実世界でも直接的な悪口を言う人は少なくても、陰口をたたかれるし、遠回しに悪口を言う人なんていくらでもいるし、悪口ではなくてもマウントの取り合いが常に行われていたり。
現実世界、お金払って悪口言われないところに行ってもずっとそこに居続けることってできないよね。
ネットもそうだけど、ぺんぎん村で満足できたらTwitterもフェイスブックも見る必要がなさそう。
人間っては優秀な生き物だと思うのだけど、なんか嫌な生き物だなー。
僕だって悪口も陰口も叩かない聖人君子ではありません。
なんならTwitterでは悪口と陰口しかツイートしてないくらいw
でも、例えば自分の好きな人の悪口を見続けたり、事実と異なる事を嫌がらせのように書き続けられるのを見たり・・・
耐えられることではないです。その分を自分にぶつけてくればいいのに代わりに聞いてやるのにってくらい。
ま、そんなこともあったんです。わりと長い期間。
居心地の良い場所。
僕はどうやら現実世界には作れそうもありません。
なのでせめてネットに求めるわけですが、例えばTwitterを見てても文化人同士の不毛な言い合い、バッシング、そんなのばかりです。
どこにも自分が気持ちよく過ごせる場所ってないのかな~
そんな風に思います。
お金で解決できるのかもですが、なんとなく探したい感じもします。
少々疲れてしまったのかもしれませんね。