ミズヒキ 2016.7.25
2016.7.2
タデの仲間ですが、なんとかタデというのとはちょっと違います。多くのタデはピンクで短いながら5ベンの花弁がありますが、ミズヒキは真っ赤で花弁がはっきりしません。花序がとても長く花がまばらにつきます。葉もふつうのタデよりはよほど大きく、枚数も少なめです。
この花を上から見ると赤が目立ちますが、下からみると白く見えます。「水引」といえば贈り物に添える飾りですが、もともとはこの花序を結んだものから始まったはずです。紅白は日本の文化でしばしば顔を出しますが、これもそのひとつ。これをあの巻いてはピンとのびた二色のリボンにまで抽象化したデザイナーの芸術性に脱帽です。
ヒメヤブラン 2016.7.10
小さな植物で、草もせいぜい高さ15cm、花もよくみないと気づかないほどですが、よくみると淡い紫色で、花粉は黄色くなかなか可憐です。