音楽講師の思い出日記 

現在、奈良県の自宅で音楽を
指導しています。
ヤマハ講師時代~東大阪自宅時代の
生徒の思い出日記を掲載します。

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♪第1章 今までで一番印象に残った生徒さん

2005-08-26 00:09:42 | Weblog

約20年間指導してきて一番印象に残った生徒さんは、

恭平君と言う男の子です。

 彼を4歳~10歳迄ヤマハのオーナー会場で指導してきました。

恭平君は写真の3列目の左から2番目の男の子です。

 印象に残った生徒さん?さぞかし優秀で進度も速いのでは?と

想像されると思いますが、彼は

最もやんちゃさんで家での練習をしてきた事のない子供さんでした。

なにしろ、3年間ピアノを指導してきて発表会で弾いた曲は

「むすんでひらいて」だったのです。

頭の回転はすごく速い子です。

ただピアノよりもお絵かきに興味があったようです。

レッスン中もふざけたりして私を困らせていました。

当時、レッスン態度の悪いお子さんにドクロマークを書いていて

ドクロマークの多い子を発表していました。

それは、皆の前で恥をかかせるのが目的ではなく

ユーモア感覚でしていました。

練習してこないので当然進むのは遅いのですが、

当時アンサンブルと言って何人かのグループで合奏をしたんですけど、

合奏の時はやたらと張り切ってくれて皆を笑わせてくれるような

ムードメーカーでした。

彼のお父さんもお母さんも市役所に勤められていました。

彼は本当は絵を習いたかったのですが、

お母さんがピアノと習字は、絶対辞めてはいけないと言われていたので

彼は私が結婚でその教室を辞めてからも、6年生までは続けたそうです。

 ピアノはあまり上達してくれなかったけど、

私はなぜか彼を教えていると元気になれました。

辛い事があっても彼の屈託のない笑顔を見るとすごく元気が出たんです。

 確かに高い月謝を払っているのだから、上達して欲しいと親御さんは

誰もが思うかもしれません。

でも彼は常にレッスンもクリスマス会も発表会も楽しんでくれました。

「恭平もう また練習してきてへんのか?今日もドクロマークつけるで」

「きょうも、俺ドクロマーク!俺ドクロマークだんとつ1位やな。」と言う

たわいもない会話のなかで、お互い楽しみながらレッスンしてきた日々が

懐かしく感じます。

 

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