TI山形ボクシングジム御隠居改め現役会長日記

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チェリーが大人になりました・・・

2009-09-21 | 愛しきボクサーの伝説
ちょっと、こちらの過去記事の写真を御覧下さい
http://blog.goo.ne.jp/tiyamabox/e/51346ca06ae75de0cac54c3c0d909201

同一人物なんです。

名前は「チェリー岡崎」という、三年前まで我がジムの所属プロボクサーでした。

高校一年生でボクシングを始め、アマチュアの試合を何試合かやり・・・

(だいたい、このブログを始めた理由は、この男の為と言っても過言ではありません・・・
インターハイ全国優勝を目指し、雨が降っても雪が降っても、早朝10㎞のロードワークを日課とし、学校からジムまで10㎞位ある道のりを、これまたどんな大雪の日でも自転車で通って来ていました。
迎えた高校二年生のインターハイにつながる地区大会・・・無事優勝し、次は県大会・・・
ところが、「高校二年生だから駄目」だとか、「高校に部活動がある学校の団体戦のポイントがあるから、ジムから出場する高校生は駄目」・・・
訳の分からない理由で県大会には出場させてもらえませんでした。
アマチュア協会、高体連、教育委員会、弁護士、国会議員、他県のアマチュアボクシング関係者・・・色々会長が奔走しましたが、結局はここ山形は意味不明な理由がまかり通っているらしく、県大会には出場させてもらえず・・・八方塞がり・・・
地方の訳の分からない、不平等で不公平なアマチュアボクシングの現状をインターネットという媒体を使い訴えかけた、というのが、このブログを始めた本当の理由なんです・・・)

その後、プロボクサーになり、高校二年生で、後楽園ホールで2勝したんです。
(高校生でプロで2勝する事と、インターハイで優勝する事、どちらが難しいか・・・
分かる方は分かりますよね・・・)


会長が酔っぱらって、言うこと・・・

「過去に色んな子を見てきて、肉体的にセンスが良い子、「このまま続ければ強くなるな」って子は何人もいたけど、そういう子が辞めていっても、全然、なーんにも、もったいないとは思わないよ。
物事を続ける、努力する事が出来ない子は、いくら肉体的に恵まれていても、ボクシングという過酷なスポーツで上に行く事は絶対出来ないから。
チェリーは本当に努力した。どんなにきつい練習をさせても泣き言いわなかった。肉体的才能は無かったが、才能を努力で補って強くなった。あの努力を、あと数年続けていたらどうなっていたか・・・あいつだけは、もったいない。辞めて惜しいと思う」

そのチェリーがボクシングを辞めた理由・・・

「ボクサーがボクシングを辞める理由・・・辞めた後で、格好つけて色々言い訳している奴いるけど、殆どが女だよ。
付き合う女によって、ボクサー、そしてうちら指導者の何年もかけて作り上げてきたものが一発で終わりになるんだよ。
だから「ボクシングと私どっちが大事?」「練習なんて行かないで遊ぼうよー」なんて女と付き合わせないのもうちらの仕事なんだ」


で・・・

先週の後楽園ホールの試合に突然現れセコンドしていた、チェリー・・・

多分・・・

酔った会長が電話して
「てめーは、山形帰ってきても全然ジムに顔出さないし、東京の試合にも顔出さないし(チェリーは神奈川の大学に通ってます)ふざけんじゃねーぞ、この野郎。てめえがうちにいた時によー・・・なんとかかんとか・・・・」

で、最後は

「てめえは今後、うちの試合のセコンド手伝え

と、なったんだと思います。


今週の、健太郎のセコンドも手伝いに来るそうです。



因みに・・・

大学三年生のチェリー君は、現在「消防士」を目指し頑張っているそうです。

「てめえみたいな、ちっちゃい奴が消防士になったらホースの水圧に負けてどっか飛んでっちゃうだろうが」

なんて本人の前で言ってますが、会長曰く・・・

「あいつは目標決めたらとことん努力する奴だから、「消防士」・・・なれんだろ」

だそうです。



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