米軍機墜落で生徒11名が犠牲になった宮森小を訪れ、当時の証言を聞いた
映画「ひまわり」の製作のきっかけとなったのが、米軍機の墜落で生徒11名が犠牲になった宮森小学校での一つのエピソードだ。それを「石川・宮森 語り部」の方から、現地で聞かせていただいた。心を打たれた。
花壇コンテスト用に植えたヒマワリ。一人の生徒がそのヒマワリを取って先生に渡す。先生は「コンテスト用なのに、何故取ったの」と注意する。叱られた生徒はブランコへ。そこへ墜落してきた米軍機。注意さえしなかったら、ブランコに行かなかったかも。教室にいれば死ななかったかも。死んだのは私のせい。それにしても、何故ヒマワリを私に。そんな思いが先生にしこりのように重くのしかかって生きてきた50年余。死んだ生徒も、残った先生も、みんな地獄。
その1959年6月30日引き起こされた宮森小学校の米軍機墜落事故については、うるま市役所石川支所の庁舎玄関に常時展示されている。その展示をしているのが「命と平和の語り部 石川・宮森630会」。その「630会」は宮森小の事故を証言しておこうと、当時の先生方によって結成され、その証言集『沖縄の空の下で』(既に3集まで発行され、4も準備中)も発行されている。先の「ひまわり」のエピソード・証言は、その第1集に収められている。私達にお話しいただいた「宮森630会」の会長さんによると、「記念館」を建設すると資金を既に約600万円余も集められるなど、準備を重ねられているとのことだ。
その「630会」の会長さんからは、パネルなどの展示を見ながら約1時間お話を聞き、その後宮森小学校をご案内いただいた。学校の玄関にはヒマワリが植えられ、美しく咲いていた。校内には武者小路実篤が贈った「仲よし地蔵」が設置されていて、慰霊の黙祷をさせていただいた。そして、校長先生との記念撮影もお願いした。
帰岡して今、とても重い課題を背負った当時の先生方の思いを、証言集を読みながら受け止めている。それらを理解する上で、今回の宮森小学校を訪ねたことは、とても有意義だった。このことだけでも、今回沖縄に行った意義はあったというものだ。と同時に、こうした辛い思いを繰り返させてはならないと、強く強く思った。
いささかに体調が悪く、沖縄行の報告記は後日もう少しだけ続く。申し訳ない。
お疲れモードに加わる猛暑からか、畠瀬本店のランチにも少しだけ食欲不振
私は「味音痴」だが、あまり食欲不振となることはない。それが昨日は、少しだけ変だった。いつもなら一気に食べてしまう大好きなお店・畠瀬本店のお気に入りのジャージャー麺が、早食いの私が食べている途中で一休みを余儀なくされた。こんなことは初めてだ。
このところの疲れが回復していない上に、猛暑が重なったからだろうか。どうにも疲れが抜けない。少しだけシンドイ感じでの暮らしを余儀なくされている。
それにしても、梅雨明けしギラギラと輝く太陽の日差しに、半袖のシャツで出かけて腕は炎症を起こした。私の肌は何とも弱い。なかなかに厳しい。
劇団☆新感線2012年冬興行・出演者は三浦春馬と蒼井 優、やはり観るべきか
劇団☆新感線2012年冬興行「SHINKANSEN☆RX『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ』」の出演者が発表になった。いつもの古田新太に加えて、三浦春馬と蒼井 優とのことだ。蒼井 優は少しだけ悩ましいが、それでもやはり大阪公演を観に行こうかなとは思ったりもする。
大阪公演は来年2月6日(水)~28日(木)で、会場は「オリックス劇場」だ。ただ来年1月に松たか子の「音のない世界で」を観るとすれば、連続となってしまう。それに来年1月は、大阪松竹座「市川猿之助襲名披露公演」も観劇予定としている。どうしょう、悩ましい。