館に働きだしての念願であった「百人一首大会」を今日開催できた、嬉しい
06(H18)年4月に、我が館で働かせていただいて以来、念願していたことがあった。それは、我が館で是非とも「百人一首大会」を開催したいということだ。何故そんな思いになったのか。直接的には、我が館にクラブ講座「百人一首同好会」(毎月第一日曜日に開催)があり、とても長い歴史を積み重ねていて、しかも市内の公民館で「百人一首」のクラブ(同好会)が存在しているのは、我が館のみであることからである。加えて、「百人一首」はまさに「日本人の魂」、「日本文化を代表するものの一つ」であり、そんな「百人一首」はもっともっと普及して欲しいという思いからでもある。
ところで、「百人一首」は、鎌倉時代の歌人たちが詠んだ恋や季節の歌をカルタにしたもので、まさに「昔の人たちが楽しんだかるたゲーム」と言うことが出来よう。そして、今回の「百人一首大会」は、「百人一首に挑戦してみよう」と銘打って、読まれた歌が書いてある「かるた(書いてあるのは下の句)」を早く取った人が勝ちという「チラシ取り大会」とした。
今回の参加者の多くは、学校で百人一首を学んでいるという小学校5年生であったが、中には幼稚園児もいた。四人一組で、札を囲んで取り合った。上の句が読まれるや否や札を取る子も少なくなかった。唯一参加してくれた幼稚園児も、100首全て覚えているとのことで、たくさんの札を取っていた。スゴイの一語だ。
ところで、今回の「百人一首大会」は、全て「百人一首同好会」の方々にお任せしたが、取った札の数で競うのではなく、ラッキー賞の札を決めたり、二度目は一回目でラッキー賞を取った数で、グループを決めるなど、運営にも大変工夫していただいていた。とても楽しい時間を過ごし、終了後は「ぜんざい」を用意していただき、みんなで美味しくいただいた。全てをご準備していただき、とても豊かで楽しい会として開催していただいた「百人一首同好会」の方々に心から感謝した。厚かましいお願いをし、ご迷惑をおかけしたことを心からお詫びもする次第だ。
ところで厚かましいお願いついでと言うわけではないが、この「百人一首大会」を是非とも毎年開催して欲しい、と同好会の方々にお願いした。そうなると、我が館の名物行事となることは間違いないと確信する。
同時に、毎月第一日曜日に開催している「百人一首同好会」に、是非とも一度参加して、その楽しさを実感して欲しいと願う。