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点数にこだわること

2016-05-30 | 大学受験
また新しい月曜日です.
どうも,大山です.
最近当ブログに投稿してくれる講師が増えて活気が出つつあるので,毎日更新を楽しみにしています.


さて,今日は点数(結果)の重要性について思うところを書きます.
受験生向けなので少し厳しい話をします.

最近ちらちら耳にするのが,
「点数なんかで測られたくない」「大事なのは点数じゃなくてどれだけ学んで,理解しているか」
といったものです.
大体こうした意見の次に来るのは,「だから勉強したくない」「モチベーションが上がらない」「テストで点を取ることにこだわりたくない」とか受験生にとってはネガティヴなものばかりなので,どうにかこの考え方を変えていく必要があります.

上記の考えの人も,多くは大学卒業後、企業に就職して,働こうとしてるんじゃないかと思います.
では,就職した後,一番重視されるのはなんでしょうか.
それは当然結果ですよね.
「時間をかけて積み上げてきたプロジェクト,結果には現れなかったけど,みんな頑張ったし,前より成長したから良かったね」
なんて上司が言ってくれるでしょうか.そんな会社だったら経営が成り立たないと思います.

受験は勝負事です.
厳しい話ですが,勝負事では評価されるのはいつだって結果です.
もちろん過程が大事なのは言うまでもありませんが,あくまでそれは自分にとって
他人にとって重要なのは,過程ではなく結果なのです.
これは,受験・スポーツ・企業など,ほとんどの分野で共通だと思います.
まずは,この事実を受け入れてください.

「大学は学ぶところであって就職予備校じゃないんだからそれはまた別の話」という人もいるかもしれません.
たしかに大学は就職のために行くところではありませんが,たとえ就職せずに大学に残るのであっても,結果を出し続ける必要があることは変わらないです.研究費をもらうため,定期的に研究成果をあげ,論文を書き,認められる必要がありますからね.

繰り返しますが,勝負事では結果がすべて
過程が大事なんだという考えは,これから勝負をしようとしている本人がもっていても逃げ道にしかなりません.
実際,目標には届かなかったけどその過程で成長できたから満足!なんて思えるのは,それなりに頑張った結果がついてきたときだけだと思います.
第一志望には届かなかったけれど,本気で努力して勉強した結果,当初なら届くか分からなかった大学に合格できた,みたいに.

受験生で言えば,答案用紙に学んできたこと・考えたことを表現するところまでが評価される実力です.
「能力はあるけど発揮できない人」は評価されないわけです.
そして,結果重視のこのシステムは,受験に限らずほとんどの分野で採用されているのが今の社会です.

まとまりがない文章になってしまいましたが,言いたいことは,結果が大事なのは何も受験に限ったことではなく,社会に出ればこの先ずっと付きまとってくるものだということです.
この事実から逃げていると,この先逃げ続けるしかなくなってしまいます.
受験という勝負をする以上,評価されることを目指してください.
直接的に言えば,1点でも多く点数を取る(評価される)ことに価値を置いてください.

これを読んで,点数にこだわることの意義を感じてもらえたらいいなと思います.

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