ちるちる奮闘記

子宮体がん(G1 1a期)、不妊治療(PCOS)、流産(頸管無力症・胎盤ポリープ)から妊娠・出産。2児育児中。

セカンドオピニオン(1)

2008-07-04 | 子宮体がん治療(黄体ホルモン療法)
セカンドオピニオンでは、3カ所意見を聞きに行きました。
サードオピニオンと言ったりもしますが、このブログでは便宜上、(1)から(3)の表記で、振り返っていきたいと思います。

1カ所目は、全国的に有名な病院の先生の所へ行きました。
その先生を知ったきっかけは、インターネットや文献でよくお名前を見かけしたからです。

以下のことを質問しました。

1.黄体ホルモン療法の標準的な方法
 そちらの病院では、ヒスロンH200mgを一日3錠、服用4~6ヶ月が標準でした。
細胞診、組織診、超音波を2,3ヶ月ごと、子宮内膜掻爬は6ヶ月に1回するそうです。
ヒスロン服用開始から2ヶ月前後で、消失する人が多いそうです。長い人で2年間服用した人がいましたが、再発したそうです。


2.黄体ホルモン療法以外の子宮温存療法
他の病院で、抗がん剤治療を組み合わせ、妊娠・出産した例があるそうです。


3.がん消失後の妊娠の可能性
数ヶ月以内でがんが消失した人に妊娠例が多く、再発した人で妊娠した人はいないと言われました。
私の場合、消えた場合でも妊娠の可能性は低いと言われました。


4.手術の方法
私が通っている病院では、手術になった場合、腹腔鏡で、卵巣を残し、単純子宮全摘出手術と言われていました。
そのことを先生に尋ねると、
「うちでは開腹手術が基本ですが、腹腔鏡は妥当です。腹腔鏡も開腹もそれほど大きな差はありません。ただ、卵巣は取るべきです。卵巣への転移は決して低くはないからです。リンパ節はCTで見て、腫れがなければ省略できます。リンパの腫れの有無は開腹でじかに触った方がよく分かります。」
と言われました。


とても紳士的に丁寧に対応していただき、細かいところまできちんとデータや記録を示してもらいながら的確に説明していただきました。
住んでいるところから遠かったため、その後、何回かメールで質問させてもらうことがありましたが、大変お忙しいにもかかわらず、丁寧な回答をいただきました。

しかし、私の症例については、この先消失し、妊娠できるかどうかについては、なかなか厳しいと言われてしまい、どうにも気分が落ち込んでしまいました。

ブログを見に来て下さってありがとうございます。

にほんブログ村 病気ブログ 子宮がんへにほんブログ村 マタニティーブログ 子宮・卵巣の病気から妊娠へにほんブログ村 子育てブログ 子宮・卵巣の病気から出産、育児へ