アメリカ同時多発テロ後、タリバンの支配下にあるアフガニスタンが舞台。女は男と一緒でなければ外に出ることを許されず、買い物も勉強もできない。そんな中、教師の父親と物書きの母親に育てられた少女は物語を作って幼い弟に聴かせるのが上手だった。
父親の若い頃は平和な世界で男も女も教育を受けることができたと語り、娘にも地理や歴史を教えている。その父親がタリバンの収容所送りになり、家には少女と姉、母親と幼い弟だけになり、外に食物を買いに行くこともできなくなった。
11歳の少女は髪を切り少年に化けて外出し、家族を養うことになった。「ブレッドウィナー」とはパンを稼ぐものという意味だそうです。
テーマからして決してハッピーな物語でないことはわかっていたけど、注目を浴びているアニメーションスタジオの作品で、アカデミー賞にノミネートされたし、アンジェリーナ・ジョリーがサポートしているというので観たいと思っていました。
母親は遠くの親戚に上の娘を差し出し家族を救ってくれと頼み込む、少女はお金を稼いでなんとか父親を取り戻したいと奔走する。救いようのない困難な生活と並行して、少女が弟に聞かせる物語が劇中劇のように流れます。
『象の怪物に穀物の種を奪われて嘆き悲しむ村民の中、一人の若者が種を取り返すと遠い山に住む怪物の元へ旅する』
知り合った男の助けで収容所から父親を連れ出した少女は、衰弱した父親を荷車に乗せて砂漠の中を運ぶ、無事に家までたどり着けるか描かれていません。人さらいのように母親、姉、弟を連れ去ろうとした親戚から、命がけで逃れた3人も砂漠の中を歩く、こちらも家までたどり着けるのか...
ただ物語の中の若者は知恵と勇気で象の怪物から種を取り戻し村へ帰っていく、それだけが描かれます。
タリバン壊滅のための米国のアフガン攻撃はアフガニスタンの人々に自由と平和をもたらしたのでしょうか。イランとの新しい戦争の影がチラチラする今、弱いものに犠牲を強いる世界が来ないことを祈っています。
映画のあらすじを読んだだけで胸にグッと迫るものがあります。これは観たい映画ですね〜。
札幌の映画案内見たら上映されている所がないので、やっぱり都会と言われてる割にはそこそこ田舎です。
お正月の料理、色とりどりで手が込んでて美味しそうでした✨4年前までは義母と義姉と一緒にお節やら旨煮やら作っていたのに義母がアルツハイマーで出来なくなってからは作らなくなりました💦
黒豆だけ煮てあとはオードブルのような感じにシフトしていったのでお正月!と言う感じがしないここ数年です。
今年もよろしくお願いします✨
アフガニスタンの現状を見ると、決して良くなったとは言えないようです。
お正月を祝える国と戦争の影に怯える国と、世界は広いです。
正月早々どんな記事よりショッキングな記事に出くわしてしまって、秀友さんは「許してやりなよ」というけれど、足下が液状化して立っていられない心持ちです。立ち直れるか...
http://hotke.jp/2018/12/14/井の中の蛙秀樹という船で芸能海に-3/