徳永写真美術研究所の暗室にて
神戸デジタル勉強会のセミナーがおこなわれました。
この日のお題は
次代の銀塩写真を予感させる研究です。
デジタルカメラで撮影したデータから
ネガフィルムを作成し
銀塩写真として完成させます。
前回のセミナーでは
デジタルネガフィルムメーカーの方の指導で
ネガフィルムを作成しました。
今回は
このフィルムを印画紙に焼き付けます。
作業は密着プリントのため
ネガ作成時に画像の状態を整えますが
コントラストについては
暗室作業時に
多階調フィルターでの補正が必要でした。
通常のプリントとは異なり
デジタルネガフィルム特有の
フィルター操作が必要であることがわかりました。
デジタルデータがバライタ印画紙に
画像として浮かび上がるこの現象、
なんだか不思議・・・。
新しい銀塩写真の在り方に触れた研究でした。
徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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