おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、整備品質を左右する工程管理ー1.整備品質と工程管理、です。
自動車整備フロントにおいて、多くの時間を「「行程管理」に費やしている。
工程管理とは、端的に言えば「納期管理」である。
お客さまと約束をした「整備品質」を、約束した日時までにお引渡しをすること。これが、
納期管理である。
この整備品質がお粗末であれば「苦情」や「クレーム」になる。また、約束の日時に遅れが生じても
同様なことになり、CSは低下してしまう。
そこで、ポイントになるのが「整備品質」だ。
皆さまは「整備品質」の中身をどようイメージしているのだろうか?
私は、整備品質は「性能・機能」に合致させる「出来栄え」と、適正な作業時間、それに適正料金
の3つの要素であると、考えている。
整備品質が良いというのは、早く確実にリーズナブルに修理し納品できたことだ。
確実に修理できたとしても、納期が遅かったり、ビックリするような高額であっては、良い
整備品質とは言えないのだ。
あるいは早くて安くても、何度も再修理が必要では、良い整備品質とは言えない。
つまり、3つの要素が一つでも欠ければ、整備品質はいいとはならない。
この整備品質を左右するのが「工程管理」である。
工程管理とは、作業指示から作業終了までの一連の業務を指す。
作業指示がお粗末であれば、確実な修理や作業時間に悪影響を与えてしまう。
また、不要な部品交換などで高額になってしまうこともある。
あるいは、作業指示後の進行管理が適時適正に行わなければ、納期遅れ
を生じることになり、苦情やクレームになってしまう。
フロント担当者は、工程管理とは「整備品質」を高めるために行うことを、しっかりと
心にとめて、業務を担うことである。
工程管理が良ければ、整備売上にも大きく貢献することにもなる。
あるいは、整備要員のモチベーションを高めることにもなる。
その意味でも工程管理はフロントの重要な業務と心得ておくこと。
株式会社ティオ
お問い合わせ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます