さまざまなことども

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『マハーバーラタ戦記』を観た

2017-10-19 18:57:52 | さまざま
今日も雨。
しかもなんだか冷える。
街にはたまにダウンジャケットを着ている人がいる。
そこまで!?
うん、そこまでかもしれません。

そんな雨の中、新しい歌舞伎座に行ってきました。
『マハーバーラタ戦記』というインドの叙事詩が歌舞伎になった作品です。
東銀座駅の改札を抜けると、そこはもう歌舞伎座。
いろんなグッズが売っていて、それを横目に劇場へ。
まずは席を確認して、コートと傘を置いて、ロビーへ。
売店とお弁当をチェック。
ステーキ弁当と柿の葉寿司、どっちにしようかな~。
インドの作品だけに、ラッシーも置いている。
さて、一幕が始まる。
まずは神様たちが登場。
これがもう、絢爛豪華。
そのゴージャスっぷりにテンションが上がります。
しかも、めちゃめちゃ面白い。
インドの叙事詩が読みたくなりました。
一幕が終わり、わたしはササっと立ち上り、お弁当を買いに。
ステーキ弁当を目指していったところ、
「お弁当、新たに入荷しました~」という声と共に見えたのが、
『マハーバーラタ弁当』1,800円の文字。
そりゃ、買います。

インドと日本の交流です。
玉子焼きみたいなのが、美味しかったです。
堪能して、休憩が終了。
二幕目、三幕目と進むにつれて、ドラマティックになっていく。
その中に、インドの宗教観も描かれていて、それもまた面白い。
間違えて、牛を弓で射てしまって、「呪われる」と言われる場面も、
牛は神様だという考えなんだなと再確認。
印象的だったのは、人間の肉体は『我』を納めた器に過ぎず、
肉体が滅びても『我』は滅びることがないという考え。
なるほど。
器を磨きがちだけど、どうせ滅びてしまうなら、
滅びない『我』を磨いた方がいいんじゃないか。
いろんなことを考えさせられました。
でもわからない部分も多かったので、プログラムを購入。
知りたい全てが載っていました。
この作品は、歌舞伎の醍醐味も味わえるし、演劇的な面白さもあるし、
衣装もゴージャスで豊かな気持ちになる。
女形の七之助さんは必見です。
ちょっと困った人だなという役ではありますが、その悲哀も喜びもダイレクトに伝わってくる。
迫力もどっしりした感じも、手先の美しさも、完璧・・・。
惚れ惚れしてしまいました。

歌舞伎は裏切らない。
プログラムにある演出家さんの『歴史が身体に蓄積されている』という言葉に、
本当にすごいものを観ているんだという気持ちにもなりました。
時代と共に、変化することもあるけど、変わらない良さを感じました。
そして、日本舞踊を習いたいと思う単純な私。
本当に所作が美しかった~。
感動してしまくって、思わずすぐに書いてしまいました。
と言いつつ…
マハーバーラタという言葉を、やっとすらっと言えるようになりました。
コメント (2)
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