RoadQuest(ロードクエスト)という、
サイクリスト向けのSNSが9月25日にサービス終了する。
【サービス クロージングのお知らせ 】これまで自転車好き・ヒルクライム好きがそれぞれの体験をもとに、情報をシェアしあうサービスとして運営して参りましたが。コロナウィルスの影響により、 今後も安定的にサービスを提供する事が難しく、ご利用状況を鑑みサービスを終了させていただきます。
— RoadQuest(ロードクエスト) (@RoadQuest_) September 22, 2021
このSNSサービスは、
峠やヒルクライムのルートについて評価したり、
写真や口コミを共有し、コミュニケーションしたり、
自分が走ったルートを記録したりと、
どちらかといえばクライマー向けのSNS。
だが、STRAVAのように走行時間による順位付けは無い
まったりと、楽しさを共有するのが目的で
サービス開始当初は多くのインフルエンサーと広報活動で
瞬く間に広まったように感じていたのだが・・・。
私もこのロードクエストを少しだけ使ったことがある。
長続きせず、最初の数週間で飽きてしまった。
ロードクエストはブログに非常に近いものを感じたのだ。
死屍に鞭打つことを書いてしまうが、
黎明期のSNSによくある話で、
決してロードクエストだけに当てはまることではないが、
サービス開始時はユーザー数が少なく、
ユーザー同士のコミュニケーションが希有になる。
峠を走り、写真をUPしたり、口コミしても反応が無い。
しばらく根気よく更新を続けていれば
そのうちフォロー/フォロワー数が増えていくかもしれない。
だが、それなら今のブログやTwitterの方が心地良い。
反応が無いSNSはSNSとは言えず、承認欲求が満たされないのだ。
ましてや、新型コロナの影響がいつまで続くかわからない。
いつか走ってみたい峠は、一生走る縁が無い峠になるのかもしれない状況で
何を情報共有すればいいのだろう。
いつの日かロードクエストが復活できるような、
好きなときに好きな場所へ行ける世の中にまた戻れますように。
そして、日本でもサイクルイベントが開催されますように。