今回の出張報告は私、まことがお送りいたします~
普通に晴天のつづいている梅雨が少々不安になる昨今。
でも先の日曜に後楽荘へ出かけた折りは、ものすごい湿度に囲まれていました。
あの日は昼過ぎまでじっとりとぐずついた天気。
楽器を積んでいざ金華山へ向かう道中、雨は止んでなんとうっすら太い虹がその金華山に。
竹竹バンブー隊、昔は数日大雨を降らせたりもしていたのに、最近出かけると必ず虹が。。!
これで3回連続。ちょっとスゴいかも。
午後4時過ぎ、緊張した面持ちで後楽荘の門をくぐりぞろぞろと楽器群を搬入。
聞けば、お越しになるお客さん達はそうそうたるメンバーだとか。。
しかしもうココまで来たら、出来ることをやるしかありませんので!
それに今回は完全生音でできるシチュエーションなので、それだけで気が楽。
本番の演奏会場をセッティングして軽くリハしているとアッと云う間に開場時間。
ぞくぞくいらっしゃる、多分VIPなお客様の脇をこそこそ通り抜け、
幾つかの庭へ楽器を持ち出す。
そう、お食事時間中に庭でこっそり(?)音を奏でるのです。
準備だけしておいて、まずは我々も御膳を戴きましょう。
で、ココで心からゆっくりしておけばよいものを、
このあと大舞台がある緊張感からか、なんだかあまり落ち着けない。
食事の量がそんなに多くないのもかえって好都合なくらいに。。
いい頃合いになったので、日が落ち風情の増す庭へ出動。
後楽荘の特徴の一ツである日本庭園。
もんのすごい湿度。まさに100%。
持ち出したタイコの皮がアッと云う間にべよべよんに!
その湿度も味方につけて、新曲「鵺か貘」をひそかに初披露。
庭にはグッと来る茶室建築があり、そこから奏でる竹の音。
隊長は庭木に囲まれ独り渋くディジュリドゥに向き合っている様子。
果たして建物内の各部屋で過ごすお客さんたちには、どれくらい届いているのだろうか。
ほどほどに届いていることを願いつつ、いにしえに誘うような音をイメージして出す。
時間を置いて3セット、ゆっくりと演奏するうちに
庭に灯る竹の灯籠が暗さに映えてきて、庭での演奏は終了。
室内に戻ると、とっぷりと暗い趣に包まれている。
少し息を整えたらいよいよ本チャンの演奏時間。
会場に入場すると、思いのほかぼんやりとした暗さの渋い状態!
お客さんのカオも我々のことも、細かいことはナゾに包まれた世界。
今回は比較的しっとりとしたものを選曲してあるので
ダレることのないよう願いながら、トークもはさみつつ演奏を進める。
実はこの本番でも新曲「マタンギ・テ・レア(和名:星の息吹)」の初披露。
最近生まれた渋い2曲は、ざっくりしたイベントでは演奏しにくいもので、、
まさにこの機に向けて生まれていたかのような渋さ!
お客さんは想像以上にノリのいい方も多く、
少しずつ慣れてくる目で満員の会場を見据えた40分。
音を耳で触るような、繊細で研ぎ澄まされた、ろうそくによる時間。
興味を持ってくれたたぶん少しの人と、
こんなものもあるのねと思ってくれたたぶん大多数の人が、
なんとか退屈せずに過ごせた時間になったなら幸い。
・・と、ココで我々のおシゴトはおしまい!
このあとはろうそく灯りでフリードリンクのバータイム!
さっさと楽器を片付けて、我々もバータイムへ繰り出しましょう!
因みにこの時点でおおよそ午後9時。
わたくしが楽器を積んだ車を運転し後楽荘を後にしたのは午前4時過ぎとかなんとか。。
まさに、後が楽しい後楽荘…?と云うワケで、
おそらく竹竹バンブー隊2009の一ツのハイライトであったろう出張は
終わったのでございます。
かのような貴重なオトナ時間の機会を作ってくださった
酒井氏、後楽荘さん、本当に有り難うございました!
また、このブログに使用した写真はすべて小寺克彦氏によるものです。
受付開始後すぐに定員になってしまったらしいので、
参加のかなわなかった方に少しでも雰囲気が伝わればうれしい限りです。
…そして、オトナな不摂生でカゼをぶり返したような気もするわたし。。
どうぞみなさま健康管理には留意して、日々お過ごしくださいませ!
まこと拝
普通に晴天のつづいている梅雨が少々不安になる昨今。
でも先の日曜に後楽荘へ出かけた折りは、ものすごい湿度に囲まれていました。
あの日は昼過ぎまでじっとりとぐずついた天気。
楽器を積んでいざ金華山へ向かう道中、雨は止んでなんとうっすら太い虹がその金華山に。
竹竹バンブー隊、昔は数日大雨を降らせたりもしていたのに、最近出かけると必ず虹が。。!
これで3回連続。ちょっとスゴいかも。
午後4時過ぎ、緊張した面持ちで後楽荘の門をくぐりぞろぞろと楽器群を搬入。
聞けば、お越しになるお客さん達はそうそうたるメンバーだとか。。
しかしもうココまで来たら、出来ることをやるしかありませんので!
それに今回は完全生音でできるシチュエーションなので、それだけで気が楽。
本番の演奏会場をセッティングして軽くリハしているとアッと云う間に開場時間。
ぞくぞくいらっしゃる、多分VIPなお客様の脇をこそこそ通り抜け、
幾つかの庭へ楽器を持ち出す。
そう、お食事時間中に庭でこっそり(?)音を奏でるのです。
準備だけしておいて、まずは我々も御膳を戴きましょう。
で、ココで心からゆっくりしておけばよいものを、
このあと大舞台がある緊張感からか、なんだかあまり落ち着けない。
食事の量がそんなに多くないのもかえって好都合なくらいに。。
いい頃合いになったので、日が落ち風情の増す庭へ出動。
後楽荘の特徴の一ツである日本庭園。
もんのすごい湿度。まさに100%。
持ち出したタイコの皮がアッと云う間にべよべよんに!
その湿度も味方につけて、新曲「鵺か貘」をひそかに初披露。
庭にはグッと来る茶室建築があり、そこから奏でる竹の音。
隊長は庭木に囲まれ独り渋くディジュリドゥに向き合っている様子。
果たして建物内の各部屋で過ごすお客さんたちには、どれくらい届いているのだろうか。
ほどほどに届いていることを願いつつ、いにしえに誘うような音をイメージして出す。
時間を置いて3セット、ゆっくりと演奏するうちに
庭に灯る竹の灯籠が暗さに映えてきて、庭での演奏は終了。
室内に戻ると、とっぷりと暗い趣に包まれている。
少し息を整えたらいよいよ本チャンの演奏時間。
会場に入場すると、思いのほかぼんやりとした暗さの渋い状態!
お客さんのカオも我々のことも、細かいことはナゾに包まれた世界。
今回は比較的しっとりとしたものを選曲してあるので
ダレることのないよう願いながら、トークもはさみつつ演奏を進める。
実はこの本番でも新曲「マタンギ・テ・レア(和名:星の息吹)」の初披露。
最近生まれた渋い2曲は、ざっくりしたイベントでは演奏しにくいもので、、
まさにこの機に向けて生まれていたかのような渋さ!
お客さんは想像以上にノリのいい方も多く、
少しずつ慣れてくる目で満員の会場を見据えた40分。
音を耳で触るような、繊細で研ぎ澄まされた、ろうそくによる時間。
興味を持ってくれたたぶん少しの人と、
こんなものもあるのねと思ってくれたたぶん大多数の人が、
なんとか退屈せずに過ごせた時間になったなら幸い。
・・と、ココで我々のおシゴトはおしまい!
このあとはろうそく灯りでフリードリンクのバータイム!
さっさと楽器を片付けて、我々もバータイムへ繰り出しましょう!
因みにこの時点でおおよそ午後9時。
わたくしが楽器を積んだ車を運転し後楽荘を後にしたのは午前4時過ぎとかなんとか。。
まさに、後が楽しい後楽荘…?と云うワケで、
おそらく竹竹バンブー隊2009の一ツのハイライトであったろう出張は
終わったのでございます。
かのような貴重なオトナ時間の機会を作ってくださった
酒井氏、後楽荘さん、本当に有り難うございました!
また、このブログに使用した写真はすべて小寺克彦氏によるものです。
受付開始後すぐに定員になってしまったらしいので、
参加のかなわなかった方に少しでも雰囲気が伝わればうれしい限りです。
…そして、オトナな不摂生でカゼをぶり返したような気もするわたし。。
どうぞみなさま健康管理には留意して、日々お過ごしくださいませ!
まこと拝