微笑みを生きる

ナラティブセラピストとして、日々の心の気づきを書いています。また、ケアマネージャーの視点から介護についても記述します

愛しむ

2009-02-24 03:56:01 | 生きる
介護の仕事にかかわっていて感じるのは
自らの変化でしょうか

それは昔はどちらかというと潔癖症で

いろいろなものに不潔感を感じていました

今はどうかというと、介護の現場では例えば便とのお付き合いはあたりまえ

また、年を重ねるといろいろな肌の変化があります

きっと昔の自分なら触れることもできなかったらだろうな

今はどうかというと気にならなくなってきていて

それも人の一部だからなんでしょう

それは心にも言えて

人はなぜ他者を嫌悪するのかというと
自己の価値観に照らし合わせて他者を善悪で見てしまうからでしょう

人間のなかにあるいろいろな心
たとえば不道徳や倫理から外れていると呼ばれる心もまた人の一部

人を愛しいと思ったときに
人の中にあるいろいろなもの
それは心であったりまた形としてあらわれるものであったり

そのいろいろなものがその愛しい人のすべてだと感じることができたならきっとそのいろいろなものに触れることが苦にならなくなってくるのでしょう

例えば自らの中にある怒りさえも愛というもので包むことができたなら、いつかその怒りは愛というものに変わっていくことでしょう

私たちの中にあるいろいろな心、その心もみつめていけば
そしてそのすべてを愛しく思うなら、生きることはよきものになることでしょう

人の中にある心の変化、そして人の身体の摂理そのすべてが私たちの一部でありまた自然の一部でありそしてすべてと感じることができたらどれも切り離すことができないものであり大切なものと感じることができるでしょう

今日一日をともに

心の避難場所

コメント
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