トンネルの向こう側

暗いトンネルを彷徨い続けた結婚生活に終止符を打って8年。自由人兄ちゃんと天真爛漫あーちゃんとの暮らしを綴る日記

強くなりたい

2011-07-06 20:42:07 | 
いやー。ビックリしたよ。

この前、仕事が終わって宿舎に娘を迎えに行ったら、学年の先生全員玄関に立ってて
教頭先生まで出てきて
『お母さん。すみません』って謝るんだもん。

『な!なにごと~』って思ったら。
宿舎の子供達の帰省は大体14時30分頃にみんな迎えに来るけど、
私は働いているから、18時になるから待っててもらう事になってたんだけど、
娘、14時30分に、みんな一斉に外に出たから、娘も慌てたらしくって
一緒に外に出ちゃったらしい。

先生も、いるとばっかり思ってて、『さあ。お母さんが来るまでに洗濯を。。。』って
振り返って娘が居なくてびっくり!

慌てて先生方総動員で探し回ったんだって。

いや~。娘ったら、一時帰省なのにラジオから枕から着替えから全部かばんに
詰めて『もう、宿舎でるんですか?』ってくらい大荷物で、公園の中を
ウロウロしていたんだって。

娘に『歩いてどうやって帰るつもりだったの?』って聞いたら
『バスに乗って帰るつもりだった』ってさぁ

『どのバスに乗るつもりだったの?』
『みんなが乗るバス』って見学旅行じゃないんだからねぇ。

いつも集団行動で『みんなの後について行きなさい』っていうのを覚えてたんだよね。
わはは。
もう!先生も頼むよって感じさぁ。


本当に一歩間違えれば大変になるところだったのに、大笑いで吹き飛ばしちゃう
このお母さんは強いなぁって思った。


自転車事故で周りにあーだこーだ言われて凹んでる私とは大違い。

今日は、壊れた自転車が直ってきた。
相手の人も、修理代を持ってきた。。

「この車に変えてから事故を貰ってるんだ。他の車も持ってるからこれは乗らないで
いようかなぁって思ったらお宅の息子さんがぶつかってきたんだよね」
「俺は、ぶつけた事ないけど、ぶつけられた事がいままで何度もあるんだよ。俺は悪くないんだけどね。今回も自転車だったからなんともなかったけど、車同士だったら俺は死んでたね。」

「失礼だけど、障害のある子のいる家ってみんな離婚してるよね。
だんなさんが理解ないんだろうね。
こういう子はいやだって思うのかね。
俺の知り合いにもけっこうこういうお子さんいるけど、みんな大変そうだもんね。
あーいうのを育てるのはねぇ。

お宅は他にお子さんは?
あー。娘さんが。
2人っきりじゃね。良かったね。」

お兄ちゃんが、お父さんは離婚していないとか言ったんだろうな。

しかし。
なんだ。
こいつ。
あーいうのってなんだ。

4度も当てられてるって、運転向かないのあんたじゃないの?

なんか、修理代とか貰うのも悪いかなって思ったけど、しっかりもらえて
良かったわ。

いちいちこういう事に傷ついたりしないように、
あのお母さんを見習わなくっちゃ!

あなたは、自分の運転のまずさを振り返りもしないけれど
お兄ちゃんはちゃんと
『今度からは、青信号でも一度止まってから渡るよ。もう事故はこりごり』
って学ぶ姿勢のある立派な子供なんだから。

あんたなんかと違うんだから!
ふん!