蓬莱の島通信ブログ別館

「すでに起こったことは、明らかに可能なことがらである」
在台日本語教師の東アジア時事論評あるいはカサンドラの眼差し

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「日本国」崩壊2:ナチス中国(+ロシア・北朝鮮)という不穏な外患

2011年09月14日 | 22世紀を迎えるために
(写真:2011年に実施されたロシア太平洋艦隊の演習には日本本土侵攻用の最新鋭大型強襲揚陸艦が参加した。)
1.情報の価値
 私は台湾に来てよかったと思っている点がたくさんあるが、その一つは日本のマスコミの呪縛を離れることができたことである。中国語は最近少しは進歩して台湾のニュースの内容も分かるようにはなったが、対岸のニュースとしてしか見ていないので、洗脳されない。日本のテレビニュースはほとんど見ず、新聞もほとんど読んでいない。
 必要だと思うときに、必要なニュースをネットで探す。しているのはそれだけであり、このブログの記事もそうして集めた情報の内容と質を斟酌して、配列しながら書いている。
 しかし、日本の習慣が続いていた陳水偏総統第2期の頃は、まだテレビの放送をかなり近い距離で見ていたので、当時の国民党の反民進党キャンペーンにひっかかってしまった。

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陳水扁総統
総統選挙再選
2004年の総統選挙2004年の総統選挙では、国民党と親民党が選挙協力を行い泛藍連盟を形成したことで当初優勢と考えられていたが、台湾住民の独立意識の高まり(李登輝主催の台湾独立デモに想定を超える100万人超の参加者が集まるなど)により民進党や台湾団結連盟などの泛緑連盟の支持率も少しずつ上がっていき、泛藍と支持率を並べるようになった。
そのような情勢の中で、投票前日の3月19日、陳水扁と副総統候補の呂秀蓮が台南で民衆の応援に応えながらパレードしている最中に銃撃を受けて負傷するという暗殺未遂事件(三一九槍撃事件)が発生した。この事件は選挙結果にも影響を与えたとされ、得票率0.228%の僅差で陳水扁が当選した。
僅差であったため泛藍連盟は強い反発を示し、総統候補の連戦が「銃撃事件は自作自演であり、選挙は無効」と訴え、支持者は連日抗議デモを行った。これに対し司法は数か月にわたる審理を行い、2004年11月4日午後4時2分に連戦の訴えを退け、陳水扁の当選有効が確定した。
銃撃事件に関してはさまざまな調査が行われた。鑑定専門家の李昌による調査では、陳水扁の銃創が拳銃によるものであるとの鑑定結果が提出され、残された弾丸より犯人捜査が行われた。その後被疑者として陳義雄が特定されたが、被疑者は既に死亡しており、真相は明らかにされなかった。また、2008年1月31日に中国の新華社は、「3・19銃撃事件真相調査特別委員会」が、同事件は陳水扁政権による自作自演であったとする最終報告を発表したと報道している。
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 とはいえ、メディアの呪縛を離れるということは、そんなに難しいことではない。以下の点を実行する決心をすれば簡単にできる。
1)何かをするとき、人と競争して利益を得よう、金銭を儲けようというような功利性、射幸性を中心に考えない。
2)流行や人気、ランキングなどに価値を置かないで、自分の目的や志向を中心に考える。
3)自分の視点より、権威者や他者の意見を上位に置くことをしない。権威者や他者の意見が自分の経験と価値観に対立するときは自分を信頼する。
4)テレビニュースや新聞本紙を見ないで、インターネットで知りたい情報だけを集める。
 これらを実行すれば、かなり自由に考えられるだろう。メディアを信じればいいと思わせているのは、実は、基本的に人に遅れたくない、少しでも得をしよう、利を得ようとする自分のエゴイズムの所産なのである。メディア権力の源泉は、人間の打算に訴えて「私の情報を信じればあなたは得をしますよ、人に勝てますよ、・・・・」という人間の欲望実現の代償機能にある。

 台湾は来年、総統選挙と議員選挙を迎えるが、言論の状態はかなり後退しているように見える。7月には台湾の新聞をたまたま読んでいて、報道の自由が低下したという記事を読んだ。確かに、選挙を控えて化粧、美白、老化防止にしか関心がない馬英九が、言論統制でメディアをコントロールし次の選挙を乗り切ろうとしているのは確実だろう。
 以下に台湾のメディア自由度評価が出ているが、2010年は48位に低下している。
 国境なき記者団
 最近の世論調査についても疑問が出ている。

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民調落後 蔡英文質疑公正
更新日期:2011/06/20 18:15 王韋婷
根據遠見雜誌最新的民調,在「馬吳配」正式宣布之前,馬英九總統6月份民調支持度是41.2%,領先民進黨主席蔡英文的36.3%,且馬總統的民調比起5月份回升2.3%,蔡英文則下降了2.3%,兩人已經拉開原本膠著的差距。對此,剛從菲律賓結束訪問回台的蔡英文在機場表示,近來公布民調的測驗機構似乎不夠公正。
她說:『(原音)我想近來有一些民調,我必須要誠實地講,好像有一些是配合國民黨的主調在證明一件事情,說我的民調下跌,所以我覺得做民調的機構應該要有自己的獨立性。』
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 民進党候補の支持率がなぜか低下して、馬英九の支持率がその分あがったことになっている。国民党の路線に利があると思わせる言論工作が背後に窺える。中国との取り引きが進んで、台湾の経済が活性化したと言いたいのだろう。

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台湾の馬英九総統、対中関係改善実績を強調 就任3年演説 2011/05/19 21:05更新
記事本文 【台北=山本勲】台湾の馬英九総統は19日、20日で就任から3年となるのを前に、野党、民主進歩党(民進党)の選挙地盤である台南市で演説を行い、「中華民国(台湾)の主権、人権、環境権の擁護」を強調、「親中の馬政権が台湾を売り渡す」との野党批判に強く反論した。
 馬総統の就任記念の会見はこれまで台北の総統府で行われており、今回初めて民進党をはじめとする台湾独立派勢力が、与党、中国国民党を大きくしのいでいる台南で行った。
 馬総統は2008年の総統選で南部農村などにホームステイして票の掘り起こしに成功したが、翌09年8月に南部を襲った台風災害での救援不手際などで支持率が急落した。
 馬総統はこうした経緯を多分に意識し、「主権独立国家の尊厳を堅持し、対等、互恵の原則で」中国との関係改善と経済交流拡大に努めてきた実績を強調。
 昨年12月の台中、台南、高雄の県市合併や直轄市への昇格を機に、(開発の遅れた)南部発展に力を入れる考えを表明して来年1月の次期総統選での再選に向け、強い意欲を示した。
 一方、民進党総統候補の蔡英文主席は同日、同党の総統候補選を競った蘇貞昌元行政院長とメディア公開の会談を行い、選挙戦に向けた挙党態勢構築に協力を求めた。                          
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 しかし実際には、中国との関係が改善したといっても、台湾の市民生活にいい影響が出ているかどうかは判然としない。従って、以下のような、馬英九の欺瞞策も出てくる。

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為什麼馬英九要中國省長、書記暫時不來?
在馬英九政府全面傾中政策之下,中國省長、書記等「地方領導」這兩三年紛紛前來台灣,打著採購、參訪、交流等旗號,執行對付台灣的「入島、入戶、入心」統戰工作。對於這一現象,馬英九總統日前告訴其同黨議員,由於基層民眾觀感不好,他已告知台海對岸,「在一段時間內」,儘量減少省長、書記前來。
中國省級領導台灣與中國之間不絕於途,其實是馬政府傾中政策的必然。台灣既然對中國門戶洞開,中國便樂得順水推舟,把統戰工作直接做到台灣。按馬英九「終極統一」的治國意識形態,化獨漸統是必要做法,理應樂觀其成。不過,現在要求減少或暫停,台灣人民觀感不好只是表面理由,馬英九所沒有講出口的,泛藍名嘴趙少康其實一個多月前已經替他說了:「不要反輔選馬英九」。從而,馬英九扭扭捏捏的「一段時間內」云云,說穿了就是拜託上國衣冠,大選之前不要再來了,以免幫倒忙,影響選情。
為什麼中國地方首長大批擁至,台灣的藍營及馬英九反而不領情,甚至認為會對馬英九連任造成反效果?箇中道理並不難理解,中國統戰伎倆被台灣人民看出是關鍵。按中國的如意算盤,以採購等方式給予台灣各方甜頭,施以大大小小利益,有錢能使鬼推磨,必可籠絡人心。然而,有如馬英九以作秀拉選票,中國的省長、書記前來,也常口惠而實不至,甚至騙很大。
台灣人民看到,中國來人總是高調宣稱,不論面板等科技原材料,或柳丁、芭樂、虱目魚丸等農漁產品,甚至連對八八水災的捐獻,最終總是湊熱鬧的場面話,事後檢驗,幾乎都是空頭支票。尤其近年中國把統戰對準台灣農民,但雙邊農產品貿易台灣仍屬入超,台灣人民眼見馬政府水果賣不了,主權卻已逐步流失,當然把矛頭指向罪魁禍首。
馬政府及政商媒的脫軌演出,尤使台灣人民反感。馬英九指對於中國來人,「地方政府爭相邀約,熱切接待,經過媒體一再報導,基層民眾觀感不見得好」,只是暴露「有事怪罪他人」的典型馬氏作風。事實上,政商媒的醜態百出,始作俑者就是馬英九本人。國人都看到,在陳雲林事件中,為了讓中國來人「舒服」,馬政府不惜踐踏旗歌官銜等國家標誌,包括馬先生自甘接受「您」而不名。上有所好,下必甚焉,從地方政府到政商名流,有樣學樣,便在個別利益之前,忘形演出。必須強調,中國的統戰甜頭,也許有若干政商獲利,但絕大多數工農或上班族,既非資本家也不是中間剝削階級,對其中利益原已「無感」,又目睹政商媒見錢眼開,當然把矛頭對準馬黨國。
值得關注的是,在中國省長大量擁至的同時,中國所收買的對象,也擴及媒體。儘管按《兩岸人民關係條例》,中國廣告不得違法播映刊登,但配合中國來人,不但中國地方政府招商文宣或招攬旅遊的違法廣告滿天飛,且以「省對省」的模式,將台灣公然矮化為「一省」。除了違法廣告,中國也幹起置入性行銷的勾當,以專輯、專訪、新聞編寫方式把資訊呈現在台灣媒體。對於若干媒體「拿中國的錢,洗台灣人民的腦」,不僅去年監察院為此通過提案,糾正陸委會怠於處置違法的中國廣告,立委邱議瑩月前並狀告監察院,主張對怠忽職守的陸委會主委幸媛,彈劾懲戒。
中國公然卻拙劣的省長統戰招惹台灣人民反感,當然也有中國因素,質言之,跟馬政府又是同樣病態:說一套、做一套。中國在對台灣釋出統戰甜頭的同時,對於台灣的國際地位打壓毫不鬆手,不論在世界衛生組織或各種非政府組織,無不極力使出小動作,強把台灣納為其一省。中國所打的政經分離算盤,台灣雖有馬政府及若干政商媒自我作踐而欣然接受,廣大人民絕難以苟同。民調顯示,台灣認同在馬英九執政期間反而升高,對中國認同者極低,面對眼睛如此雪亮的台灣人民,馬英九當然要拜託中國省長們,大選期間別再來了。這從而又凸顯另一馬氏特質:選票能騙則騙。
選舉,特別是總統大選,因而有兩面性。大選可以是照妖鏡,讓存心騙選票的政客知所約束,也使對無能政府不滿的公眾,得以透過選票反映思變的民心,導致政黨輪替,這正是有人歌頌選舉萬歲的道理。大選也可能使政治騙術得逞,讓公眾在集體催眠中被耍得團團轉,於自我感覺良好中遭出賣。台灣人民要選舉萬歲,還是陷入萬劫不復,從中國省長、書記一事,自可找到抉擇準據。
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 これは、選挙が終わるまで大陸の省、県などの幹部が台湾に来ないように要請した馬英九を批判した記事で、経済の現場にいる台湾人は「看到,中國來人總是高調宣稱,不論面板等科技原材料,或柳丁、芭樂、虱目魚丸等農漁產品,甚至連對八八水災的捐獻,最終總是湊熱鬧的場面話,事後檢驗,幾乎都是空頭支票。尤其近年中國把統戰對準台灣農民,但雙邊農產品貿易台灣仍屬入超,台灣人民眼見馬政府水果賣不了,主權卻已逐步流失,當然把矛頭指向罪魁禍首(見れば、中国から来る連中はみな声高に、メインボードなどのハイテク材料からネーブル、グアバ、虱目魚団子などの農漁産物まで、さらには88水害への寄付まで、みなこれは中国の好意の表れだと主張している。しかし、本当かどうか確かめてみれば、みな空手形に過ぎない。実際、最近中国は統一戦争の照準を台湾の農民に向けているが、両岸の農産物貿易は台湾の輸入超過であり、台湾の国民は馬政府は果物は売らないで、主権をどんどん讓渡していると見抜いている。当然その矛先は首謀者に向けられる。)」と見ている。
 しかし、現在、バカな芸能人の白痴ニュースばかりがどの局でも目立つようになった台湾メディア(うらで統制している主体があることを示している)から見ると、国民党政府への批判はメディアからは出しにくい状況であり、このままいくと馬総統の2期目がなんとなく始まり、その次に来る過酷な現実は間違いなく中華人民共和国による「台湾併合」だろう。第二次大戦前夜のナチスドイツの動きと今のナチス中国の動きはよく似ており、不幸な偶然の重なり合いが次の大戦のきっかけを作る可能性が高まっている。

こうした中、来年の総統選挙への布石と見られる霧社事件を扱った反日(抗日)映画が公開されて、日本でもすでに報道が出ている。

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抗日映画「セデックバレ」に各国メディア酷評!「残酷」「過度の民族主義」―ベネチア映画祭
Record China 9月3日(土)20時45分配信
 2日、ベネチア国際映画祭で初上映された台湾映画「セデックバレ」に各国メディアから不評の声が多くあがっている。
2011年9月2日、ベネチア国際映画祭で初上映された台湾映画「セデックバレ(賽徳克・巴莱)」に各国メディアから不評の声が多くあがっている。醒報が伝えた。
1930年に台湾で発生した原住民による抗日事件「霧社事件」を描いた話題作。1日(現地時間)、ベネチア国際映画祭で初上映された。
香港のニュースサイト・鳳凰網は、ビビアン・スーらメインキャストの演技に称賛を送ったものの、「殺りく場面が多すぎて、日本人を過度に敵視している」と残虐性を指摘。「民族主義への偏りが、平凡な作品にしている」と酷評している。
イタリアの映画サイト「my movie」は、歴史を再現した監督の勇敢さを称えつつも、「特殊効果の多用が作品テーマをぶれさせている」と批評。「Cine blog」も残虐な戦闘シーンの多さを「疲れる」と記している。
その他のメディアも、戦いのシーンの残虐さと長さを指摘する声が多く、そのため霧社事件を率いたモーナ・ルダオについても「英雄か否か、判断をつけかねる」という声があがっている。
地元台湾では、残酷な歴史を正面から描いたリアルな作品として、上映前にもかかわらずメディアが大絶賛。映画「レッドクリフ」などで知られ、「セデックバレ」ではプロデューサーに名を列ねるジョン・ウー(呉宇森)監督も、同作に99.5点の高得点をつけている。(翻訳・編集/Mathilda)
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 台湾では中秋節の休暇を選んで公開され、その前後は国民党系メディアを中心に絶賛する宣伝報道が毎日続いた。台湾のテレビの取り上げ方から見ると、政治的意図を明確に持って編集された映画であることは間違いない。
 一般公開に先駆けて、9月初旬に総統府前で上映会が開かれ、馬総統が絶賛している。

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台湾総統府「台湾を愛するなら映画『セデックバレ』は必見」(リンクは問題があって貼れません)
2011/09/06
台湾映画「セデックバレ」(賽克•巴萊)は一昨日(4日)の夜、総統府前の広場でロードショーの形で上映された。映画を見た馬総統は、「衝撃的ですっかり感動し、感心した」と感想を述べた。昨日(5日)総統府の范姜泰基報道官はさらに、「台湾を愛するなら、この映画は必見だ」との馬総統の感想を伝えた。
一方、蔡英文民進党主席も昨日フェースブックで、馬総統の座席とかなり離れていたが、セデック族の人たちとの距離は近かった、モーナ・ルダオの子孫と肩を並べて坐り、「彼らの顔から誇りと栄光を読み取ることができた」と映画を見た感想を披瀝した。
范姜泰基報道官の伝えたところによると、馬総統は「セデックバレ」は歴史に忠実で、歴史をそのまま再現した映画だとして、「皆様に推薦し、観客自身で結論を下してほしい」と述べていたという。
この映画は道徳的な説教を一切せず、もっとも真実に近い手法で当時の日本の圧政と民族差別、原住民の部落間の利益衝突、一部の部落と日本統治者との妥協、複雑きわまる恩讐と愛情と怨みを織り交ぜて表現した、「この映画を見て衝撃を受けない人はまずいないだろう」と馬総統は言う。
馬総統はさらに、「原住民の祖霊に対する信仰と人間の尊厳に対する重視が自分の命を犠牲にしてもよいほどになっていることにはすっかり感動した」、「私が感心したのは魏徳聖監督の表現したその歴史哲学で、それは私も賛同する『事実そのものだけについて論じ、事実をありのままに取り上げる』という考え方だ」と指摘している。
魏聖監督はこの映画を通じて、「エスニックグループの間にしても国と国の間にしても、平和こそ最高の価値だ、ただし、平和は対等、理性、尊厳の下にだけ達成され、失敗せずに済む」と訴えているようだ、「もし文明がわれわれに卑屈と服従を強要するのなら、われわれはお前たちに野蛮な誇りを見せつけるだろう」とモーナ・ルダオが映画の中で語っていることば通りになろう、と馬総統は強調した。
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 国民党の以上の声明を見れば分かるように、この映画をナチス中国系勢力は「『事実そのものだけについて論じ、事実をありのままに取り上げる』」ものとして、宣伝している。今までの「南京事件似非ドキュメンタリー映画」事件と同じ論評を述べている。
 「南京事件」の映画4本以上を公開 ~激化する中国のロビー活動と日本がすべきこと~
 マスコミ界では「人妖」「宦官」と裏で呼ばれている某国トップの発言なので、日本の皆さんは十分にその裏にある隠された意図を読みとる努力をしていただいたほうが賢明であろう。くれぐれも台湾=親日という二項対立で見ないようにしていただきたい。
 総統選挙に絡んで国民党は過去にもさまざまな謀略を駆使してきた。私が直接見たのは、2000年の小林よしのりの「台湾論」に対する国民党の反日キャンペーンで、現職総統もその片棒を担いでいた。
 新ゴーマニズム宣言スペシャル・台湾論
 決して、台湾=親日などではない。相手の行動を見極めて、信頼するに足るかどうかを決めるのが賢明である。私は60過ぎて化粧、美白、髪染め、ファッションに余念がない、くされ団塊の鳩山某と似た行動をしている人は、すべて人類の敵、市民の敵と考えている。そんな暇が有れば公職を全うすべきだ。あまりにもその心性は醜悪奇怪である。毎日化粧、美白、髪染め、ファッションに大半の時間を使っている某国総統と鳩山某の行動はそっくりである。信用する人の理性を疑う。
 宣伝しか見ていないがその内容から見ると、某国総統は政府のコメントとして、「エスニックグループの間にしても国と国の間にしても、平和こそ最高の価値だ、ただし、平和は対等、理性、尊厳の下にだけ達成され、失敗せずに済む」=(日本と台湾の間にしても、平和こそ最高の価値だ、ただし、平和は対等、理性、尊厳の下にだけ達成され、失敗せずに済む。従って、台湾は中国大陸と軌をいつにして中華民族の誇りをかけてセデック族のモルダーナオのように日本を軍事攻撃すべきだ)と言っている。
 中国人のレトリックはこうしたいつも二面性のある内容だ。今後の台湾政府の動きには嚴重な警戒が必要であり、反日工作が露骨な場合には、理由を明示して経済交流制限、台日交流制限等の制裁を実施したほうがよい。日本政府がしなければ、日本国民が旅行自粛をすればよい。国民党は「人妖」「宦官」とマスコミの裏で呼ばれているので、外から叩けばすぐに折れてしまう。
 また今回の映画はまだ見ていないが、台湾内での反応は複雜で、単純ではない。制作の背景も単純ではないが、反日プロパガンダ映画なのは、政府が制作費の大半を出資している点から明かである。

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(1)政府が出資して映画を制作
賽克•巴萊
 2011年2月22日,中影公司董事長郭台強與魏聖舉辦簽約記者會,由郭出資3.5億新台幣,與魏合資成立新公司。[36]解決了現有的財務問題,並將《賽克》影片的權利轉移到新公司,初期以行銷「賽克.巴萊」為主,這也是中影投資的第1個文創產業。[37]
2011年8月29日,拍攝期間飽受籌資之苦的《賽克‧巴萊》,將獲得行政院文建會投資9000萬元國發基金,將使《賽克‧巴萊》成為文創創投官民共同投資政策下的第一案。魏聖在剛出版的《導演、巴萊》新書中,有許多直述他與投資方打交道的過程篇幅。在台灣鼓勵投資文創產業,而文創創投又熱衷投資台灣電影的風潮下,或許可供電影投資者與創作者共同思考。[38]
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 資金繰りに困った監督の魏聖が、国民党直営の中影公司に泣きついて、約12億円の拠出を受けた。また、国民党政府行政院からも3億円を超える出資を受けて、やっと完成したのである。

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(2)評価の低さ
賽克•巴萊
上集:太陽旗的缺失包括拙劣的電腦生成圖像,過度活躍的配樂,還有過度的將賽克族彩虹橋傳說顯現為畫面[56]。
來自中國的負面評價包括,《環球時報》9月2日的標題是「賽克巴萊遭冷場,嗜殺不能成就一部史詩片。」新浪娛樂網的標題是「賽克巴萊:華而不實的偽史詩片。」鳳凰網則說「賽克巴萊威尼斯遇冷,離優秀還有一步之遙。」《中國青年報》的標題則是「賽克巴萊大倒熱灶。」[57]。
然而台灣《中國時報》指出,中國媒體的批評,反而引起中國觀眾期待。也有意見表示「電影充斥反動思想,如果在中國播放恐引發西藏、新疆族群反動,挑動獨立敏感神經。」[58]
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 監督の魏聖は「海角七號」で日本時代の思い出と現在の台湾を結びつけたロマンティックな映画で好評を得たが、中国大陸からは「親日的」と集中砲火を浴びた。魏聖には、植民地的風土によく見られる楕円精神(全く異質な二重の中心)があるかもしれない。だから、反日映画になりきれない面が残り、以上のように中国大陸からはまた酷評を受けた。しかも、台湾の国民党系新聞は「電影充斥反動思想,如果在中國播放恐引發西藏、新疆族群反動,挑動獨立敏感神經。(映画は反動思想を排撃している。もし中国で放映するとチベット、新疆の民族問題に火がつき、独立を挑発することになるかもしれない)」という評価を出した。
 魏聖が反日映画を作った裏には、日本帝国=国民党政権=中国共産党政権対原住民=台湾本省人=大陸の少数民族という図式を潜ませようとした可能性も考えられる。映画の音声は、セデック語、台湾語、日本語しか入っていないということである。北京語を排除した点が、魏聖の隠れた意図とも言える。本当に歴史に残る監督ならば、たとえば表面(反日=馬英九国民党とナチス中国への迎合)の裏に内面(台湾の独立=中国大陸の民主化=圧政打倒)というような構造を潜ませようとするだろう。ちょうど明治末期から昭和初期までの日本帝国時代の日本人や台湾人の作家がしていたように。
 DVDが出たら、内容をご紹介したい。

2.ナチス中国という外患
 ナチス中国という外患は放置しておくと癌のように増殖する。
 防衛省の先島諸島有事対処戦略を検討する1:全体的戦略を失わないために(加筆版)  

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映像“流出”の元海上保安官が警鐘…尖閣衝突事件1年
産経新聞 9月7日(水)7時56分配信
 中国漁船衝突事件現場の映像をインターネット上に“流出”させた一色正春・元海上保安官(44)が、産経新聞の取材に応じた。尖閣をめぐる現在の情勢について「事件前より一段階進んだ」と指摘、後手に回る政府対応に警鐘を鳴らした。(原川真太郎)
 --事件から1年たつが
 私の役割は(映像をユーチューブに投稿した)昨年11月4日で終わったと思っているが、事件の問題点、論点がそれてしまった気がする。今年8月には中国公船が領海内に侵入、一段階上の状態になっているが政府から何か手を打とうという意思は感じられない。民主党代表選でも外交・防衛には一言も触れていない。
 --事件後の政府対応は
 何がやりたいのか分からない。話し合いにせよ実力行使にせよ、はっきり態度を示すべきなのに。これだけ中国にやりたい放題されていると、逆に危険を感じる。力ずくで尖閣を取り返せ、という機運が盛り上がり、大規模な衝突が起きかねない。第二次世界大戦前のヨーロッパのように、戦争を恐れるあまり結果として戦争になることもある。
 --映像流出については
 ありのままを見て判断してもらうにはあれしかなかったと今でも思うが、何の注釈もなく出したのは少し乱暴だったかもしれない。映像には無数の中国漁船が写っている。衝突だけが注目され、日常的に違法操業が行われている中で起きたという「背景」が伝わっていないという思いはある。
 --海保は海上警察権の強化を打ち出したが
 かなり遅れた感があるが、やるべきだ。しかし、より大事なのは、違法操業を取り締まる法律があるのに正しく運用してこなかったこと。公船については国内法の除外規定や国際法の絡みもあり難しい。現状は警察力で対応できない領域に入りつつあると思う。
 --検察審査会は船長に起訴議決を出した
 議決では釈放理由がおかしいと指摘されている。一方で、中国は謝罪と賠償を要求している。国としてどう対応するのか。政治的配慮でうやむやにするのだけはいけない。
 --今必要なことは
 漁業監視船でなく、軍艦が尖閣に来たらどうするのか。今からでも考え行動すべきだ。東日本大震災の原発事故同様、「想定外」では済まない。場当たり的対応は状況を悪化させるだけ。自衛隊に守らせるというなら、死傷者を出す覚悟が果たしてあるのか。領土を守るには気概、明確な意思が必要。問題を先送りしても火種が大きくなるだけだ。
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 第二次大戦前の状況が今東アジアで再現しているという指摘は、多くの識者の指摘であり、外患はますます危険度を増している。

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複数の空母戦闘群配備へ 国威発揚に沸く中国 【北京=山本勲】中国がウクライナから購入した旧ソ連製空母「ワリヤーグ」(約7万トン)が、10日から渤海湾で初の試験航行を始めた。中国は将来的に、4~6隻(原子力空母を含む)の空母配備を計画しているもようだ。ソ連崩壊にもつながった巨額の軍事費を投入し、米国に対抗しうる海洋覇権の確保をめざすわけだが、国内は国威発揚に沸いている。
 中国の政府・軍幹部が空母建造の意向を明確に示しだしたのはこの数年のことだが、準備は1970年代から始まっていた。85年にオーストラリア海軍の退役空母メルボルンを購入。90年代にはロシアからキエフ、ミンスクを購入するなどして内部装備の研究を進めた。
 並行して遼寧省に空母への戦闘機発着を想定した訓練基地を作り、パイロットの養成を始めている。中国を大混乱に陥れた60年代の文化大革命中も核・ミサイル開発は影響を受けなかったように、軍建設は長期の計画、戦略に基づいて着実に進めてきた。
 ワリヤーグは来年夏にも訓練用空母として就役するとみられている。今回の試験航行は空母を中心に艦隊、艦載機などから成る空母戦闘群の建設、配備に一定のめどをつけたことを示していそうだ。
 すでに上海・長興島の江南造船所で通常型空母の建造が始まっているとみられ、2010年代半ばにも完成の見込みとされる。
 米議会調査局の報告によると、中国は20年をめどに最大6隻の空母建造を計画。当初は4万トン程度の通常型空母、続いて6万~7万トン規模の原子力空母の建造を目指しているという。
 原子力についてはこの数年来、就航した商級、晋級の潜水艦で放射能漏れなどのトラブル発生が噂されており、未知数の部分もある。
 とはいえ、世界一の外貨準備を備え、共産党と軍・産業界が一体で進める軍拡の実績と、勢いは侮れない。
 当面の中国の目標は遠海での米空母戦闘群との対抗ではなさそうだ。(1)米軍に対しては、長中短のミサイル網強化で台湾海峡からグアムに至る近海への接近を阻むことを最優先する(2)空母戦闘群は東シナ海から台湾海峡、南シナ海、インド洋、中東までの海域で、当該国に対する軍事的優位を確保し、領土・領海や海洋資源確保のための覇権拡大をめざす-ことが考えられる。
 中国にこうした戦略をとられれば、(1)日本は東シナ海の資源開発や尖閣諸島の主権擁護で(2)台湾は“独立状態”にある現状の維持で(3)東南アジア諸国は南シナ海の権益争い-で、それぞれ劣勢に立たされよう。
 それだけに周辺国は10年後に備え、米・アジアの多国間安保連携を強める必要がある。
 空母戦闘群の本格配備で中国の軍事費は長期間、2ケタ増を続けるのは必至とみられる。周辺国が結束し、中国に特定地域、海域に戦力を結集させない体制を築くことが肝要だ。
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 21世紀前半の地球社会最大の危機は、人類史上最も低劣劣悪な独裁主義国家・ナチス中国と腐敗し切った非人間的民族・支那人(参照:21世紀の日本を考えるために─苛酷な21世紀の現実を知る─)の脅威をいかに封殺するかであると言えよう。
 
 国難は北からも迫っている。

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露爆撃機、日本1周 「前代未聞」露骨な挑発産経新聞 9月9日(金)7時57分配信
 ロシア軍は8日、北海道北東部の日本領空に接する形で設定した訓練空域などで演習を始めた。野田佳彦首相が東京電力福島第1原発を視察する時間帯に合わせ、爆撃機が福島県沖を飛行。日本列島を完全に1周するのは極めて異例で、北方領土付近では空中給油機も合流し、露骨な挑発の意図が鮮明になった。東シナ海では中国軍のY8の情報収集機型が日中中間線を越え飛行。中露ともに野田政権の外交姿勢を試しているとみられる。
 ロシア軍は千島列島周辺とカムチャツカ半島東側の沖合で3カ所、日本海北西部で1カ所に射撃やミサイル発射の訓練海域を設定したことも新たに分かった。
 ロシア空軍の2機の長距離爆撃機TU95は8日午前6時ごろ、対馬(長崎県)の東側から日本領空に接近してきた。九州西方、沖縄本島の南を経由し、太平洋に入り北上した。
 国後島付近で2機の空中給油機IL78と合流、北海道北東部の訓練空域に入った。空中給油をした後、宗谷海峡を抜け、対馬東方まで南下し反転。再び国後島付近まで飛行後、午後8時ごろ帰投した。
 TU95は約14時間にわたり日本領空周辺を飛行しており「前代未聞で今後の動向も予測不能だ」(防衛省幹部)とされる。
 野田首相は午前10時40分ごろ福島第1原発に到着したが、そのころ2機のTU95は福島県沖を北上した。
 藤村修官房長官は「(訓練空域が領空に)ここまで近いのは異例」と述べた。
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 中国軍とロシア軍は軍事協力を深めており、今回の行動も、今後の対日共同軍事作戦を睨んだ行動と思われる。

 私達はなにをなすべきであろうか。

 上海協力機構と日本海での中ロ共同演習について


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