樽本と土路に出かけてきました。
午前中は穏やかな天気でしたが気温が低く
凍結した路面が少しでも溶けてからにしようと、
少々遅めの出発にしました。
下樽本にある標識 上樽本・斑尾⇒ がそろそろ埋まりそう!
そして、区長さんのお宅へ通じる道は高い壁が…
それでも寒いばっかりで、雪は少なくていいわ~。と
皆さん口をそろえておっしゃっていました。
軒先にたくさんぶら下がっている物
「シミ大根」です。
今月2日から茹でて紐を通し、寒干ししているそうで、
そろそろ出来上がりだそうです。
水分が抜けてスカスカですが、
竹輪や油揚げなどと一緒に煮ると
生大根の数倍甘みがあり、美味しい大根煮物が味わえるそうです。
集落で1軒しか作り手がなくなったそうで
出来ると皆さんにお配りするのですぐ無くなるのよ。と
ストーブの予熱を利用した煮豆や、
キュウリの止め漬けを塩出ししたものなど
山ならではのお茶請け、優しい味でもてなしていただきました。
素材もエネルギーも無駄にしない生活の知恵
学ぶことがたくさんありました。
雪道には小動物の足跡がたくさんあり、
ウサギやタヌキが飛び回っているようです。
帰り道、道路の脇に1匹のタヌキが!
車を横付けしても逃げないんです。
「冬になる前に蓄えた脂肪で、春までなんとか頑張ってね。」
一言声を掛けて山を下りました。