酩亭日乘

アスペルガー症候群のおやぢ 日々の放言集

旅行参考書

2005年08月03日 | Weblog
旅行すると決まってからガイドブックなどを買おうと書店などを見ていた。

どのガイドブックを見ても食い物と旅館と風呂ばかり出ている。

食い物は食えればいいし、旅館は寝られればいい。別に道ばたで寝ても殺されることはあるまい。風呂も別になくてもよろしい。そんな余分な情報ばかり載っている本は要らないので結局買わなかった。全く役に立たない。

買ったのは小型の地図。これだけで充分である。

旅館(ホテル)は、ナイター観戦のために当日探している暇がなさそうだったのでネットで探した適当なところを予約したが、食事は駅弁ですべてすんでしまった。飯を食うのに数十分もかけるくらいならその間に数キロは歩き回れる。

(自動的に)早起きして大阪から京都まで快速で行って京都を歩き回ってまだすいている時間に新幹線自由席で帰ってきた。

こういう旅行が好きな人間もいるのである。

京都では嵯峨野を歩き、落柿舎で休憩、渡月橋でコンビニで買った地ビールを飲み、嵐電に乗って菅公に詣で、京の街をゆっくり歩き、一条戻り橋を見て晴明公にお祈りをして帰ってきた。

居心地のいいホテルに泊まらなくても名物を喰わなくても、

おもしろかったのである。

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