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第2回公募合宿~森と水~(1/8~10)

2011年01月12日 | 地球市民教育
2006年から実施しているTICO合宿ですが、
どうしても学生団体の受入ばかりになってしまうので、
個人や社会人でも参加できるようにと思い始めた公募合宿。*第1回の様子はこちら*

第2回目となる今回は8名の方に参加していただきました。

いつもは国際協力に絡めたワークショップが多いのですが、
今回は森や水、食料など私たちが生きていくために必要な資源について考えました。


▲「バーチャルウォーター(仮想水)」についてのワークショップ

一見、こういったテーマは国際協力と無関係だと思われるかもしれませんが、
私たちの生活が多くの海外製品のおかげで豊かになっている、というのは
世界の資源(人的資源も含め)に依存して(あるいは搾取して)生活しているということです。
そして多くの場合、私たちの「便利な生活」が原因となって、
現在生じている多くの地球規模の問題が引き起こされているわけです。


▲「フードマイレージ(食品の重さ×運搬距離)」についてのワークショップ
(講師は開発教育協会(DEAR)の宮崎さん)

国際協力という一般的な定義からは外れるかもしれませんが、
自分たちのライフスタイルを見直すことも、国際協力に通じるものとして
非常に重要なことだとTICOは考えています。


▲「間伐されている森」と「間伐されてない森」は何が違うのか、実際に見て歩いて実感する。

合宿では、とっかかりとしてまずは現状を知ってもらい、
そこから自分に今、何ができるかを考え行動するきっかけにしてもらう、ということを目的にしています。

<参加者感想>
・TICO道場に来るたびに自分の生き方を見直すキッカケを与えてもらっている。
・情報源を選ぶこと、正しい情報を市民の力で得ることが大切だと実感できた。
・水不足や森林伐採などの問題は自分たちにも深く関係しているのに他人事と思っている部分があったが、これからは地球と共に生きるような行動を実施し、合宿で学んだことを周りに知らせていきたい。
・他の参加者とワークショップで一緒に考え、話し合うことができて楽しかった。
・社会に出てもまたTICOに戻ってきたい。


個人的には、私が一方的に話したり、議論を進めるのではなく、
参加者の皆さんが持っている引き出しを開けていくという作業を
もうちょっとうまく出来たらよかったな、と反省。。

次回のテーマや日程については未定ですが、決まり次第ホームページやメーリングリストでお知らせします。
直接お問い合わせいただくのも大歓迎です!!

文責:事務局(瀬戸口)


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