地球人カレッジ 7月

はじめまして
8月からザンビア事務所で保健医療専門家として活動に参加させていただくことになりました、酒井です。
よろしくお願いします。

今日は7月25日に行われた地球人カレッジについてご報告します
7月の地球人カレッジは、jaih-sとTICOの共催で、
国立国際医療センターの仲佐保先生をお迎えし、
“HIV陽性率20％のアフリカ、そこで、子どもたちは？”
をテーマに講演していただきました

参加者は20名。とても幅広い年齢層の方々が参加してくださいました。

まずは5人ずつのグループに分かれて、HIVに関する○×クイズ10問

“アフリカにおいてHIVの感染率が高くなった理由は、
人々のHIVの知識がない、貧困などが主原因である”

→答：当時、この病気がアフリカにある奇病と捉えられ、差別もあったため、
HIVに関する研究や対策の遅れが生じたことが原因と指摘されていました。
もっと早くに対策が講じられていたら、アフリカでここまでHIVが広がることは
なかったのかもしれません。。


次に、HIV/AIDSの世界、日本における現状と対策、問題点についてわかりやすく講義していただきました
日本では危機感が薄いように感じられるHIVですが、
日本は先進国の中で唯一HIV感染者が増え続けている国ですね

そして、再びグループでのワークショップ
成人の5人に１人がHIVに感染している南部アフリカ、ジンバブエの母子感染予防に取り組む実際の活動を例に、
“サービスは無料で受けることができるのに、妊婦さんはHIV検査を受けない、また、治療を受けない・・・。
どうしてでしょうか。また、どうしたらいいのでしょうか？”
グループで話し合い、発表しました。

様々な意見が聞け、それぞれに学びのある有意義な場となりました
参加して下さった皆さん、ありがとうございました


次回の地球人カレッジのおしらせです
日時：8月21日（土）19時～21時
場所：さくら診療所
講演者：井下　俊さん（日本イラク医療支援ネットワーク：JIM-NET）
テーマ：”イラクでわしも考えた”
http://www.tico.or.jp/aboutTICO/activity/japan/chikare/about.html

たくさんの方の参加をお待ちしています
インターネット中継も行っていますので、参加できない方は是非ご覧になってください

ザンビア事務所：さかい