*とき:2012年2月18日(土)19:00~21:00
*参加人数:21人(発表者、ネットでの参加者含む)
*ところ:さくら診療所デイケア室
*報告者:滝川 麻衣(TICOザンビア事務所 業務調整員)
*テーマ:「アフリカが私の人生を変えた~3年間のアフリカ人生が教えてくれたこと~」
2月18日(土)の地球人カレッジの報告者は、滝川麻衣業務調整員。彼女の独特のトークで、終始笑いの絶えない地球人カレッジとなりました
(滝川業務調整員)
大学時代にはワークキャンプに参加したり、一人旅をしたりと積極的に海外に出ていたという彼女。大学卒業後にはトルコへと向かい、帰国後には薬剤師として勤務したりと、そこで得た様々な経験を話すところから今回の地球人カレッジは始まりました。そこで出たのが、彼女の人生におけるテンショングラフ!様々な経験をしていく中で、もちろんテンションにも山あり谷ありそして日本での勤務を終えたのち、青年海外協力隊のボランティアで感染症対策員としてタンザニアに派遣された時のことへと話は進んで行きました。
(スライドの様子)
最初は試行錯誤しながらの活動。スワヒリ語を必死で勉強した彼女は、スワヒリ語で喧嘩ができるほどになったとか!そして、タンザニアでは、「水」を中心に取り組んだそうです。小学校で手洗い運動に取り組もうとしたときにまず直面した問題。それは、「手を洗うための水がないこと」。そこで、ロープポンプを取り入れて、まずは水を手に入れるところから始まりました。
そういった草の根の活動を進めていく中、彼女の眼に色々と見えてきたものがありました。例えば、先進国の「援助」の現状と限界。地域の人々とともに活動を行ってきた彼女だからこそ、末端の人々には「援助」がなかなか届かないことを痛感したそうです。他には、「リーダーの重要性」。現地主体で活動を行っていくには、やはり地域のことを思う気持ちのある責任感のある人が活動の中で重要になると感じたとか。そして、タンザニアやザンビアでの活動を通して見えてきた「日本の危機」。アフリカの問題は目に見えやすいですが、同様の問題は日本にもたくさんあるのです。例えば、日本の食糧自給率はとても低いことが知られていますもしも食べられなくなってしまったら、人間は生きてはいけません。モノがあふれている日本ですが、食物の安全性や自給率の問題など、私たちの生活とはきっても切り離せないものです。
(当日の様子)
当日は多くの学生の方も参加して下さり、最後の質疑応答の時間ではたくさんの質問がでましたその中で、私の印象に残ったものは、彼女の学生さんに向けたメッセージです。それは、
「やりたいことをやる。やってみないと、自分にそれがあっているかどうかは分からない。そして、そういうチャンスがあるということは、とても恵まれている。」
というものでした。大学では海外を旅しながら薬学の勉強をし、卒業後には感染症対策として水に関わってきたという、様々な経験を持つ彼女ならではの言葉だと感じましたそして、彼女は今また新しい道へと進んでいます。さて、彼女が選んだその新しい道とは!?
当日は時間がなくて参加できなかった!という方も、こちらから当日の様子を映像で見ることができますので、ぜひご覧ください
文責:事務局(伏見)
*参加人数:21人(発表者、ネットでの参加者含む)
*ところ:さくら診療所デイケア室
*報告者:滝川 麻衣(TICOザンビア事務所 業務調整員)
*テーマ:「アフリカが私の人生を変えた~3年間のアフリカ人生が教えてくれたこと~」
2月18日(土)の地球人カレッジの報告者は、滝川麻衣業務調整員。彼女の独特のトークで、終始笑いの絶えない地球人カレッジとなりました
(滝川業務調整員)
大学時代にはワークキャンプに参加したり、一人旅をしたりと積極的に海外に出ていたという彼女。大学卒業後にはトルコへと向かい、帰国後には薬剤師として勤務したりと、そこで得た様々な経験を話すところから今回の地球人カレッジは始まりました。そこで出たのが、彼女の人生におけるテンショングラフ!様々な経験をしていく中で、もちろんテンションにも山あり谷ありそして日本での勤務を終えたのち、青年海外協力隊のボランティアで感染症対策員としてタンザニアに派遣された時のことへと話は進んで行きました。
(スライドの様子)
最初は試行錯誤しながらの活動。スワヒリ語を必死で勉強した彼女は、スワヒリ語で喧嘩ができるほどになったとか!そして、タンザニアでは、「水」を中心に取り組んだそうです。小学校で手洗い運動に取り組もうとしたときにまず直面した問題。それは、「手を洗うための水がないこと」。そこで、ロープポンプを取り入れて、まずは水を手に入れるところから始まりました。
そういった草の根の活動を進めていく中、彼女の眼に色々と見えてきたものがありました。例えば、先進国の「援助」の現状と限界。地域の人々とともに活動を行ってきた彼女だからこそ、末端の人々には「援助」がなかなか届かないことを痛感したそうです。他には、「リーダーの重要性」。現地主体で活動を行っていくには、やはり地域のことを思う気持ちのある責任感のある人が活動の中で重要になると感じたとか。そして、タンザニアやザンビアでの活動を通して見えてきた「日本の危機」。アフリカの問題は目に見えやすいですが、同様の問題は日本にもたくさんあるのです。例えば、日本の食糧自給率はとても低いことが知られていますもしも食べられなくなってしまったら、人間は生きてはいけません。モノがあふれている日本ですが、食物の安全性や自給率の問題など、私たちの生活とはきっても切り離せないものです。
(当日の様子)
当日は多くの学生の方も参加して下さり、最後の質疑応答の時間ではたくさんの質問がでましたその中で、私の印象に残ったものは、彼女の学生さんに向けたメッセージです。それは、
「やりたいことをやる。やってみないと、自分にそれがあっているかどうかは分からない。そして、そういうチャンスがあるということは、とても恵まれている。」
というものでした。大学では海外を旅しながら薬学の勉強をし、卒業後には感染症対策として水に関わってきたという、様々な経験を持つ彼女ならではの言葉だと感じましたそして、彼女は今また新しい道へと進んでいます。さて、彼女が選んだその新しい道とは!?
当日は時間がなくて参加できなかった!という方も、こちらから当日の様子を映像で見ることができますので、ぜひご覧ください
文責:事務局(伏見)
ありがとうございました。
時折、どっと笑いがありましたね。
アフリカに行ったことがないので、
想像が膨らみました。
いろんな人生があって、いいなあと思います。
農業の報告もいつか聞かせてください。
エピソード満載、笑い満載で、聞き終わった後には、「あぁ、ほんとうにアフリカが、人のことが好きな人なんだなぁ」と感じさせてくれるような報告でとても素敵でした。