TICOブログ

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地球人カレッジ 12月

2009年12月21日 | 地球人カレッジ
*と き:12月19日(土)19:00~21:00
*参加人数:28名(講師含む)
*ところ:吉野川市山川町 さくら診療所デイケア室
*講演者:渡部豪/田淵幸一郎(NPO法人TICO職員、さくら診療所医師)
*テーマ:カンボジア・ザンビア便り~TICO活動紹介~
*内 容:TICOが現在活動しているカンボジア・ザンビアでのプロジェクトについて、11月にそれぞれ短期滞在したTICOスタッフが活動状況を報告しました。


カンボジア:救急医療支援(*NPO法人セカンドハンドとの共同事業)

支援を開始するまでは、公的な救急搬送システムがなかったカンボジア。
民間病院の救急車は、患者を自分の病院に搬送して法外な医療費を取ることが常態化。
また荒い運転で、かえって患者を痛めることもありました。

とはいえ、公的病院、診療所では救急対応をしたことがないため、
自信がなく、患者を断ってしまい、結果的に信頼を失っていました


そこでTICOとセカンドハンドは、
公的な病院であるポチェントン病院で
救急隊を整備し、医療従事者の救急対応研修(心肺蘇生など)を行っています。

いまではすっかり救急措置が上達し、「自分よりも、うまいんじゃないかと思う」と話す渡部


また、救急に関する教科書が不足していたため、公的な救急ガイドラインの作成も行っています。

医療機関の救急対応能力を向上させるだけでなく、
住民に対しても応急手当の講習を行ったり、
交通安全に対する啓発活動も行っています

今後は、カンボジアと日本の医療技術の交流や、
プノンペン市保健局での自発的な!救急隊養成開始を受けて、
組織的なトレーニングの仕組みつくりをしていこうと考えています。

(参考)TICO HP:カンボジア事業について


ザンビア:プライマリーヘルスケア(PHC)事業
~モンボシ診療所はフル稼働 住民ボランティアも活躍中~

首都から100キロ北に位置するチボンボ群モンボシ地区。
周辺に比べて人口が多いにも関わらず、医療施設が遠く、医者や看護師もおらず、
薬も手に入りにくい状況にありました。
そんな地域保健医療の状況を改善し、住民(特にこどもとお母さん)の健康を守るためのプロジェクトです。
(参考)TICO HP ザンビアプライマリーヘルスケア事業

プロジェクトの要となるヘルスポスト(簡易診療所)が完成してから約9ヶ月。
カルテの数はいまや約2000冊!!
外来患者は、1ヵ月で6~700人に上ります。
(年代別に見ると、5歳以下の子どもが約半分弱)
想定以上に需要があり、こちらとしても嬉しい限り

ただ、悲しいのは、
ヘルスポストで実施した簡易のHIV/AIDS検査で
10人に1~2人が陽性と診断されること...

陽性と診断された場合、
ヘルスポストでは治療ができないため、一番近くのヘルスセンター(といっても、30Km離れています)に紹介します。

今後は、妊婦さんにとって安心で安全なお産ができる環境を作っていこうと考えています。

ヘルスポストで唯一の医療従事者であるムクンバ看護士や、
彼女を支える熱心な保健ボランティアによって、
モンボシの人たちの健康が保たれるようになるという本事業の目的は、
現在のところ順調に達成されているようです。


当日、雪の降った徳島
お足元の悪い中、会場までお越しいただいた皆様。
どうもありがとうございました。


お詫び
今回のインターネット中継は、こちらの不手際で
充分に実施することができませんでした。
この場を借りて、深く陳謝いたします。
次回からは、このようなことがないように努めてまいります。


文責:事務局(瀬戸口)

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