タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

  <タイトルは「庭仕事」ですが、残日録には他の分野も含まれています>

四半世紀で激減したJR北海道駅構内のキヨスク・四季彩館

2016年08月31日 05時30分53秒 | 社  会
<4月4日付『北海道新聞』夕刊・第8面の記事の見出し参照>

<JR 釧路駅構内にある北海道キヨスク経営の北海道四季彩館>

 いつの頃からか定かでないが、かつてごく身近な存在だった、いわゆる「駅の売店」が減少し始め、気がついてみると、今では道東には帯広・釧路・北見3駅の「北海道四季彩館」しか残っていない。

 昭和 33 年4月から3年間、私が高等学校に列車通学をした頃、日本国有鉄道釧網本線斜里駅(今の知床斜里駅)に「売店」があり、かなり繁盛していた。この「売店」は、昭和 62 年の国鉄分割民営化の後、旧鉄道弘済会から JR 北海道キヨスクに経営が引き継がれたが、平成 17 年に閉店。その後、地元業者が小さな売店を設置、現在に至る。

 最近の道東では、昨年秋に根室本線(花咲線)の厚岸駅と根室駅で、3月に釧網本線の網走駅で閉店となった。ピーク時の平成2年に、店舗数は喫茶軽食店を含め全道で 300 を越したが、現在は5分の1以下の 63 だと言う。小売業態の変化と地方都市の衰退が原因、盛時に復することはあるまい。

イヌホオズキだなんてホオズキにとって迷惑この上もない

2016年08月30日 15時12分36秒 | 自  然
<庭に侵入した厄介もののイヌホオズキの花>

 トリプル台風のせいで庭の花卉や野菜類が大塩害を被ったというのに、こいつだけは強かである。一旦侵入し蔓延ると退治するのに手こずる。ナスやホオズキに似るが、バカナスと呼ばれ、何の役にも立たない。ワンちゃんが好きな人には悪いが、和名に「イヌ」がつく植物には概して碌なものがない。

学名 Solanum nigrum
種名 イヌホオズキ
分類 ナス科ナス属
 日本全土に分布、畑や道端、庭先などに自生する1年草。草丈 20 60 ㌢、よく分岐し斜上する茎の途中から長い花柄を出し、その先に伸びる4〜8本の小花柄に白色筒状合弁花つけ、総状花序または散房花序をなす。
  径8〜10 ㍉の花冠は、先で深く5裂。裂片は細長く反転し、黄色の雄蕊と花柱が突き出る。径6〜7㍉、緑色の球形液果は完熟すると黒変、全草が有毒なので食べられない。


台風の塩害が大きかったシモツケの花と葉

2016年08月30日 05時15分48秒 | 園  芸
<台風の塩害で花序が萎縮し葉が傷んだシモツケ>

 釧路では、トリプル台風の塩害で街路樹がほとんど落葉、路端は黒褐色の落ち葉が舞う異様な様相を呈している。我が家の庭でも、常緑で葉が分厚いエゾシャクナゲやイチイ(オンコ)を除いて、ほとんどの庭木や花卉、野菜類が大きな被害を受けた。

 毎年楽しみにしている近所のシモツケは、天候不順で開花が遅れた上に、今回の塩害で花序が萎縮、葉がちぎれ飛び、残るも褐色に変じ、鑑賞価値が著しく損なわれた。28 日早朝、小雨そぼ降る中、ましなところを選んで撮影。異常気象の記録を残すべく、本日アップした。


角笛(幼菌)からラッパ形(成菌)へと生長するウスタケ

2016年08月29日 11時51分46秒 | 自  然
<幼菌時の角笛は成菌になるとラッパ形へと変わる>

 本日はウスタケの形の変化が分かるように、昨 28 日に投稿した老菌とは別に、幼菌と成菌が一緒になった画像をアップした。

 ウスタケは、幼菌から成菌へと生長するにつれて、「かさ」が上に長く伸びて縁を開き、ラッパ形に深く窪む。撮影時は、前日の雨で窪みに水が溜まり、家内はこれを「グラスの中を覗けば…美味しそうな水」と表現した。

 外面クリーム色・内面オレンジ色のグラスに、透きとおったリキュールで、カクテルを楽しむ風情もよいか。有毒の器だが。


台風で傷ついたダリア「福は内」はこの一花のみでお終い

2016年08月29日 06時29分06秒 | 園  芸
<ポンポン咲きになった大輪ダリア「福は内」の花>

 先のトリプル台風で壊滅的ダメージを受けたダリア花壇だが、植わっている5品種のうち、「プレシャス」と「ミセスダリア」 18 日に、「華銀盤」と「大恋愛」 23日 にかろうじて画像をアップ。

 残りの一品種「福は内」はなかなか蕾が開かず気を揉ませ、ようやく本日アップに至った。目一杯拡大し大輪のように見えるが、実際は径 10 ㌢のポンポン咲き風で、残念ながら、色も黄色がかって本来の橙色(昨年の花をクリックでどうぞ)とはほど遠い。

 花はこれだけとし、後は僅かな可能性にすがって、降霜期までに脇芽が伸び、葉が開いて少しでも球根が肥大するのをひたすら待つのみ。

日本ハムまたも有原で3連戦の初戦を落とす

2016年08月28日 11時07分50秒 | スポーツ
<8月 27 日付『北海道新聞』第 18 面の記事の見出し参照>

<有原は楽をしようと投げ急ぎなんだよ、栗山さん>

※ ベースの新聞記事は同日付『朝日新聞』第 23 面、挿入画像(5連勝ならず)は前掲『北海道新聞』、同(柳田)は同日付『讀賣新聞』第 20 面、同(有原)は前掲『北海道新聞』、挿入キャプション(ハム)は同日付『釧路新聞』第10 面、同(ソフト)は同日付『毎日新聞』第 19 面から転載。

 またですか、と家内。そう、またです。有原や大谷は好きだが、栗山と中田の顔には虫ずが走る。日本ハムが負けると自然と頬がゆるむんですよ。

 昨日早朝、定期購読している讀賣・北海道・釧路の3新聞で足りず、朝日・毎日の2新聞まで買い求め、記事や画像を寄せてコラージュを作成。ま、夜の試合でハムが勝ったのは無視、本日は「有原4連敗」のアップと相成った。

 そんなことをしているとブログの訪問者減るわよ、と家内。ウム、さもありなん。だが、この好悪交錯の悦びは何事にも代えがたい。

輪菌を作らず単生したウスタケ(老菌)

2016年08月28日 05時46分59秒 | 自  然
<珍しくトリプル子実体が合着単性したウスタケ>

 薄暗いトドマツ林内で黄色が一際目立つウスタケ。大きな輪菌を期待するも、トリプル子実体が合着単生した老菌。食欲をそそるが、有毒なので撮るだけ。深く窪んだカサの底に雨水が溜まっていた。

 北海道と本州に分布、針葉樹(北海道ではエゾマツやトドマツ)の林床に発生する菌根菌で、ときには輪菌を形成する。

かさ: 黄土色〜茶色の地肌に、赤褐色の斑点あるいは鱗片が付着する。径4〜12 ㌢、角笛形から漏斗形〜ラッパ形になり、中央部がへこんで、底は柄の基部に達する。老菌では縁が不規則に波打つ。

柄: ごく短く、上下同径で 0.5 〜1.5 ㌢。 赤みを帯び、平滑で中空。子実体との区別が不明瞭。

ひだ: 黄白色〜材白色の子実層面が脈状の皺ひだとなって、長く垂生する。

肉: 白色で、厚みがない。

カラスタケの仲間なのに黒くないキノコ(シシタケモドキ)

2016年08月27日 05時58分11秒 | 自  然
<見た目とは大違いで苦くて美味しくない食茸>

 キノコ図鑑では歴とした食茸で、見た目も食欲をそそるが、「食べられるけど苦いよ」と家内。大きければ径 30 ㌢に及ぶ不正形の分厚い「かさ」は存在感があるが、採らないで撮るに止めた。

 毎度のことだが、私のコンデジカメラの写真では本物の色が出ない。シャッターを押すときいちいち設定を変えるのは面倒なので、完全自動にしているせいか、はたまたカメラの特性によるのか、茶色がかってしまう。

 シシタケモドキは、北海道と本州に分布、トドマツなど針葉樹の林内に群生あるいは単性する菌根菌。「かさ」下面は「ひだ」や「管孔」ではなく、長さ1〜2㌢、暗褐色で先端が白い針が柄に沿って下がる。

林道脇の藪にひっそりと咲くヒメジソとミソガワソウの花

2016年08月26日 05時48分03秒 | 自  然
<自己主張の強くない慎ましやかな小花たち>

 林道上や森の中には、台風に伴う暴風で各所に倒木が目立ち、落ち枝や木の葉が散乱しているが、藪の中に目をこらすと、難を逃れた小さな花たちがひっそりと咲いているのを見つけることができる。

学名 Mosla dianthera
種名 ヒメジソ
分類 シソ科イヌコウジュ属
 日本全土に分布し、山野の林の縁や林道端に自生する1年草。4綾形の茎の上に、淡紅紫色または白色の小唇形筒状花をまばらにつけ、長さ3〜7㌢の総状花序をなす。径約4㍉の花冠は筒部が短く、先が4裂する。

学名 Nepeta subsessilis
種名 ミソガワソウ
分類 シソ科イヌハッカ属
 北海道、奈良県以北の本州と四国に分布する、日本固有の多年草。種名は、木曽川源流部の味噌川流域に多く自生することに因むと言われる。
 枝分かれしないで地面から直立する茎の上部の葉腋ごとに多数の花をつける。 青紫色の花冠は、長さ 25 30 ㍉の2唇形で、筒部が長く膨らむ。上唇は浅く2裂、下唇は3裂し、やや大きい白色の中央裂唇に濃紫色の斑点がある。

北海道に上陸したトリプル台風のメカニズム

2016年08月25日 15時32分43秒 | 自  然
<北海道に観測史上初のトリプル台風が上陸>

※ ベースの新聞記事は8月 23 日付『讀賣新聞』第 37 面、挿入画像(メカニズム)は同新聞・第35面、及び同(天気図)は同新聞・第1面からそれぞれ転載。

 年間を通して北海道にトリプル台風が上陸するのは観測史上初めてという。しかも、今回は17 日から1週間に3回である。もし現在沖縄・南大東島の東海上を迷走する台風 10 号が方向転換し北上することがあれば、1か月に4回ということもあり得る。尋常一様の事態ではない。

 前掲新聞記事は、本来なら本州をすっぽりを覆うはずの太平洋高気圧の張り出しが弱いうえに、東シナ海西部の高気圧の勢力が強いため、太平洋高気圧の縁が台風の通り道になった、と解説している。おそらく、気圧配置が偶然そうなったというのではなく、全地球的規模の気象異変が生じているのだろう。

 地球は、誕生以来 46 億年の間に、何度も大変動を繰り返してきた。我々人類はいま、新たな大変動のとば口に立たされているのかもしれない