タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

  <タイトルは「庭仕事」ですが、残日録には他の分野も含まれています>

タマチョレイタケは珍なるキノコと思いきや

2016年06月30日 06時22分30秒 | 自  然

 タモギタケを求めて、女房と二人で弟子屈町川湯のサワンチサプ山麓の森に分け入った。「ヒグマ出没」地帯なので、ザックに鈴をつけ、二人があまり離れないように注意しながら、ここぞという場所を探したが出ていない。
 諦めかけたとき、「タマチョレイタケ見っけ」と女房の声。「タマ」なる珍しい名称に、よほど「チン」なるキノコかと近づいて見ると、端正な形と穏やかな色のごく普通のキノコだった。地中の菌糸が固くかたまった「タマ」状の菌核から発生するという。
 傘は淡黄色、浅いじょうご形で中央がやや窪み、黄褐色の平らな鱗片を帯びる。下面はヒダではなく白色の管孔。女房が周囲を掘って菌核を出してくれたが、写真では陰影が濃く、周囲の黒い土と区別できなくて残念。


花壇に定植したダリアの近況報告

2016年06月29日 06時11分50秒 | 園  芸

第1花壇(6月3日定植)
 福は内(大輪インフォーマルデコラ咲き・オレンジ)
 ミセスダリア(中大輪インフォーマルデコラ咲き・スカーレット)
第2花壇(6月6日定植)
 華銀盤(大輪デコラ咲き・ホワイト)
 大恋愛(巨大輪セミカクタス咲き・カーマイン)
第3花壇(6月7日定植)
 プレシャス(中大輪セミカクタス咲き・パープル)
 福は内(大輪インフォーマルデコラ咲き・オレンジ)

 画像上段は、まだプラスチックカバーが取れない第3花壇。下段・左は第1花壇のミセスダリア、下段・右は第2花壇の華銀盤。同時に定植しても、品種によって出芽や生育の状況が異なる。昨年の実績から判断すると、開花レース1番人気はやはりミセスダリアだろう。


第39回釧路盆栽展 ③(私が選んだ一位の逸品)

2016年06月28日 08時41分32秒 | 学芸文化

 平成 28 年度「釧路盆栽展」の逸品シリーズ3回目は、小坂 隆 氏の一位(大型・直幹)を選んだ。
 安定感のある見事な八方根張り、そこから力強く直立する彫りの深い重厚なシャリ幹、鋭く突き出る枝ジン、繊細な芽出しと下垂する枝振りなど、風韻漂う逸品だと思う。やや重い頂部付近の幹と小枝を切り込んで透かし樹冠を整えるなら、さらに風格が上がるだろう。

雨にも風にも負けないキジバトさん

2016年06月28日 05時07分55秒 | 自  然

 北国のひむがしの果てにて、月なかばより蝦夷梅雨といひし空合ひつづきて、餌を求めしキジバト、雨覆もむなしう頭から尾羽まで雨にしとど濡れ電線に止まりをりしが、あはれとぞおもひ声をかくるや、常とかはらずデデッポーポーとなむ応へけり。野のとり、羽衣をとほし雨露肌にとどくことなかるべし。さてもいのち溢るるしゃうるいなりや。

北海道内23信金の2016年3月期決算

2016年06月27日 04時39分38秒 | 政治経済

 金額の単位は百万円、自己資本率は%、カッコ内は前期比(数字は%)。上掲一覧表は、6月 26 日付『北海道新聞』第 11 面に掲載された記事のデータに基づいて筆者が作成。

 昨年同期に、大口取引先の倒産によって純損益に赤字を計上した渡島信金の業績が回復したため、北海道内 23 信金は2年ぶりにすべて黒字となった。しかし、黒字と言っても実態は弱含みで、今後の見通しは明るくない。
 前年比マイナスが、預金残高で1増の3信金、貸出金残高で2増の8信金、業務純益で3増の 17 信金、純損益で増減無しの 12 信金。本業の儲けを示す業務純益で、全信金の74%が前年実績を割り込んだことは、地方金融機関の経営基盤弱体化の現れと思われる。


雨に濡れるクロベニレンゲツツジの花

2016年06月26日 05時56分59秒 | 園  芸

 クロベニレンゲツツジ(上段)は、種苗会社の サカタノタネ(横浜市都筑区仲町台)がレンゲツツジ(下段)から作出した園芸品種。花色は、その名のとおり通常のバーミリオンより赤みの強いクリムズンだが、黒みを帯びた赤色は蕾の時が最も濃く、開花するにつれて薄れカーマインに変じる。
 9年前の平成 19 年に花芽付き5年苗を購入したが、樹勢が弱く、未だに樹高 50 ㌢足らずで、開花数も少ない。

第39回釧路盆栽展 ②(私が選んだ真柏の逸品)

2016年06月25日 15時04分17秒 | 学芸文化

 平成 28 年度「釧路盆栽展」の逸品シリーズ2回目は、山本正明氏の真柏(中品・模様木)を選んだ。
 地際から右へ低く斜上し中程で左に反転、左右に振れながら芯に至る、曲が映える幹模様、下垂する変化に富んだ枝振り、左右の枝ジンとシャリ幹の絶妙な配置、全体として均整のとれた樹冠など、中品ながら大型作品にけっして引けを取らない躍動的な逸品だと思う。

ミニ・ロックガーデンのチシマヒョウタンボクの花

2016年06月25日 05時09分46秒 | 園  芸

学名 Lonicera chamissoi Bunge
種名 チシマヒョウタンボク
分類 スイカズラ科スイカズラ属

 北海道〜本州中部以北に分布、亜高山帯や高山帯の草地に自生する落葉低木。今年枝の先の葉腋から短い花柄を出し、長さ約1㌢、紅紫色の唇弁花を2個つける。上唇は浅く4裂し直立、下唇は垂れる。
 種名は、2個並んだ子房が合着し、液果が瓢箪の形をなすことに由来する。長野県の絶滅危惧 I A 類(CR)、環境省の絶滅危惧 II 類(VO)に指定されている。画像は、6月9日に自宅のミニ・ロックガーデンで撮影。


ミニ・ロックガーデンのクロマメノキの壺形花

2016年06月24日 05時24分52秒 | 園  芸

学名 Vaccinium uliginosum
種名 クロマメノキ
分類 ツツジ科スノキ属

 北海道〜本州中部以北に分布。亜高山帯から高山帯の荒地や岩礫地の湿地に自生し、大きな群生を作る落葉低木。今年枝上部の葉腋ごとに長さ3〜7ミリの花柄を出し、花冠の長さ4〜5ミリ、薄い紅色を帯びた緑白色壺形合弁花を1個つける。花冠の先端はやや狭まって浅く5裂反転する。
 画像はいずれも、6月10 日に自宅のミニ・ロックガーデンで撮影。樹高が低く幹が地を這うので、あるいはヒメクロマメノキの可能性もある。


第39回釧路盆栽展 ①(私が選んだ蝦夷松の逸品)

2016年06月23日 13時41分03秒 | 学芸文化

 平成 28 年度「釧路盆栽展」開催の案内葉書が来たので、19 日に会場の釧路市民文化会館に足を運んだ。昨年は、エゾマツ、サツキ、シャリ幹・枝ジンを標題として、それぞれ「私が選んだ3点」を投稿した。今年はいささか趣向を変え、逸品シリーズ5回を予定している。
 1回目は、宮崎勝彦氏の蝦夷松(大型・斜幹)を選んだ。力強く斜めに立ち上がる幹、分厚く荒れた樹皮、下垂する均整のとれた枝振り、細やかで新緑鮮やかな芽出しなど、逸品と呼ぶにふさわしいと思う。
 おそらく幹下半分が苔や枯草などに埋もれた山採り木だろう。上根が枯れてできたジンが老樹古木の雰囲気を醸し出している。