釧路駅前北大通＝今昔物語

　　＜釧路駅を背にして幣舞橋方向を遠望＞

　　　　　 ＜幣舞橋を背にして釧路駅方向を遠望＞

　8 月 21 日付『北海道新聞』第 27 面に、 丸井今井釧路店が昨年 ８月に閉店して１年、 未だに後継商業施設開業の目処が立たず、北大通の空洞化が進む現況が報じられている。丸井今井釧路店閉店直後に大型店 KOM が閉店、 老舗の店舗もいくつか店をたたみ、 北大通では閑古鳥が鳴いている。写真上段は９月８日撮影。土曜日の午後というのに、歩道には猫の子１匹見あたらない。
　写真下段（ 釧路市史編纂事務局編『市政施行 70 周年記念誌 ／ 目で見る釧路の歴史』から転載 ）は、 昭和 50 年代後半の北大通商店街シンボルロード末広繁華街である。
　手前から、 くしろデパート・山下書店・村上金物店・マルカツ・足立スポーツ・丸三鶴屋百貨店などが健在で、 人通りも多いが、いま営業している店舗は一つもない。 マルカツ（現在の「釧路市民活動センター『わっと』」）の北隣に旅行代理店、足立ビルにテナントが数店入っているだけで、 商業地区の雰囲気は全くない。スガイビル屋上の東芝の真っ赤な広告板が懐かしい。