タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ 選挙の候補者ポスター ≫

P1020135 平成19年7月29日に、第21回参議院選挙が行われ、自民党が惨敗したにも拘わらず、安倍首相が続投宣言。わずか一か月半後の9月12日に、突然退陣を表明して、25日に内閣総辞職となった。
 民主党の比例代表第一位を獲得して当選を果たした<あいはらくみこ>の、選管公認シールの貼られたポスターを撮影したのは、12月9日である。この時点で、選挙後四か月以上も、風雨にさらされ、色あせて放置されていた。市内を車で走り周り発見した物件である。
 <あいはらくみこ>は自治労組織内候補だから、当然ながら、自治労全国ネットワークのメンバーがこの選挙ポスターを貼ったのだろう。貼った者には、選挙終了後速やかに片づける義務があるのではないか?
 臨時国会が二度の会期延長で年を越し、「新テロ法案」の衆議院再議決でようやく終わった。民主党は、あわよくば衆議院解散で民意を問う、と目論み、このベニヤ板の掲示板のポスターも、1月中旬に衆議院議員・仲野ひろ子のポスターに貼り替えられた。あいはら議員は、用済みの公認ポスターを五か月半も放置したのだ
P1020136 裏には、憲法59条に定められた<衆議院再議決>の場からトンズラした民主党党首の頓面が貼られていた。民主党は参議院の第一党ではあるが、単独で過半数には達しない。衆議院の下位に置かれている参議院で、単独過半数を取れなかった野党党首が、「民意」を振りかざすのは夜郎自大というものだ。
 そもそも国民年金問題の最大の癌である、自治労の中央執行委員(組織局次長)を、民主党参議院比例区第6総支部長に据えて、小沢党首は、国民年金問題の原因をすべて自民党に背負わせることができるのだろうか。自治労など国民の味方ではない。社会保険庁の職員の労働組合は、自分たちに責任はないといえるのか?

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