タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

  <タイトルは「庭仕事」ですが、残日録には他の分野も含まれています>

街路樹に適さないアメリカハリモミ(ブンゲンストウヒ)

2016年02月11日 04時56分34秒 | 園  芸
<国道の中央分離帯に植栽されたアメリカハリモミ>

 二十数年前、 釧路市内や郊外の市道・道道・国道の街路樹として、アメリカハリモミ(ブンゲンストウヒ)が大量に植栽された。それが今は、 地際から半分あるいは三分の二まで枝が枯れ、惨たる様相を呈している。下枝が枯れ見通しが良くなったことは、街路樹としての用途に叶うのだろうが、気息奄々の立ち姿は見るに忍びない。
 基本的に、下枝が地を這うように伸び全体として円錐形をなすトウヒ類は、剪定が難しい上に、排気ガスなどの大気汚染に弱いため、街路樹には適していないと私は思う。 しかも、中央分離帯のように用土が少ない所では十分に根が張れず、 生長が萎縮する。 これでは植物虐待である。
 大金をかけた植栽の失敗は誰のせいか。お役所仕事だから、誰も責任を負わないだろう、きっと。木がかわいそうだよ。