車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

大宮(おおみや)神社 in 大阪市旭区

2022年10月31日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・大阪府

大阪市旭区大宮に鎮座される「大宮(おおみや)神社」。主祭神は『応神天皇・神功皇后・姫大神』。

伝承によれば「寿永元年(1185)平家追討の最中に『源義経』がこの地で宿をとったところ、宇佐八幡神の霊夢を見、目覚めると梅の木に鏡がかかっていました。義経は軍神であり源氏の氏神でもある八幡神の力を得たとし、その鏡を奉じ平家を打ち滅ぼした後『後鳥羽天皇』に奏上。神社建立を許されこの地に大宮八幡宮を建立。」明治末期に近隣神社七社を合祀し社名を「大宮神社」と改め現在に至っています。

三間社流造の本殿は、旧本殿が風水害によって被害を受けた為、昭和11年に再建。朱塗りの美しい本殿前より神域を守護されるのは、私が勝手に河童タイプと呼んでいる狛犬さん一対。

扁平頭にコロンと丸い鼻、そして鼻とおそろいのように真ん丸な巻き毛が、チャームポイント。

拝殿前左右より神域を守護されるのは、浪花系の狛犬さん一対。滑らかな肌の感じは特に大阪市内ではよく見られるタイプですが、阿形さんにはかなりの剥落が見られます。

「いぼ大神社」、御祭神は『いぼ大神』。 社殿前にそびえるモチの御神木は「いぼ大神様」として信仰が厚く、木肌と自身の肌を交互になでて願えば、疣(いぼ)はもとより、あらゆる病気も必ず治ると言い伝えられています。

「行者社」には『役小角命』をお祀りしています。元々当社の近隣にお祀りされていましたが、戦後に現在の境内地にお移しされました。

「楠社」、御祭神は『楠大神』。楠御前跡があったと伝えられますが、詳細は不明。戦後に宮司が巳(み)さんを勧請し合祀したとも伝えられており、社の敷地は巳さんのお庭として細長く作られています。

参拝日:2009年6月2日

 


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2 コメント

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Unknown (まかろん)
2022-11-01 08:05:29
おお、ハロウィンの日は神社のお話ですか。
おめでたくて、素晴らしいチョイスです。👏

個人的にはハロウィン大好きなんですが、
やっぱり扱うものが魔だからか、すこし世情が荒れるような気がしています。

なので、神社のお話。
良いですね!!


当ブログ、というか作品に、あんなに素晴らしいコメントをありがとうございました。
こんなに読み込んでくださって、と心から感激しました。

芭蕉の俳句を引用されていましたね。
そういう余韻がある作品を作っていけたらいいなと思いました。
そして芭蕉、やっぱすごい!!

最近、ブログで俳句を作っています、
短歌を作っています、という方が多いのですが、
やはり短い中で言い尽くすのって難しいですよね。

私もちょっとやってみましたが、難しいと思いました。

芭蕉、すごい。


素敵な感想を本当にありがとうございました。
神社の景色も大好きです。
鳥居を見るだけで嬉しくなります。
沖ノ島とか、ちょーカッコよかったです。

長文、すみません。言いたいことが多過ぎて😅
またの記事を楽しみにしていますね。
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Unknown (tibineko)
2022-11-01 10:48:53
素敵なコメント ありがとうございます

何と言うか・・・華やかさに欠けるブログなので
そんな風に「ステキ」と言って頂くと
狛犬さんたちの顔も嬉しそうになります(*^^*)

芭蕉さんの俳句 良いですよね
実は車泊で奥の細道をほんの少しだけ辿った事が有ります。
特に山形県の旅では、行く先々に残されている句碑を見つけて
芭蕉さんの見た景色を想像して楽しんでいました

撮りためた句碑の紹介もそのうち・・と思いつつ
紹介したいものが多すぎて中々先に進みません(笑)
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