チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「嘘と正典」小川 哲 早川書房

2023-02-07 20:00:00 | 2023 読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。

「嘘と正典」小川哲 早川書房

おもしろい本を探すため、ネット上を
うろうろですにゃ。
お気に入りの早川書房さんから、
若い作家さん発見ですにゃ。

短編集で、
分類としてわ、SF小説ですにゃ。
表題作わ
時間物SFといわれる時間改変物語ですにゃ。例えばタイムマシンにのって
歴史を変えたらその時点で
自分が存在しなくなるのでわ、みたいな
やつですにゃ。

今まで読んだことのない感触に
どきどきするですにゃ。文章の
たたずまいというか、フンイキが
これから興味深い作品書いてくれるのでわと、思わせてくれますにゃ。
エンタメ風味わ、少なめですにゃ。

小川哲さんの登場で
虐殺器官を描いた「伊藤計劃以後」
ていう表現が終わると言っている
人もいますにゃ。
もしかしたらそうかもしれないですにゃ。
伊藤計劃が
2000年代を代表する作家という
輝かしい金字塔わ、変わらないけど。

今日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。