チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「印象派への旅 海運王の夢バレルコレクション」Bunkamuraザ・ミュージアム@渋谷駅

2019-06-05 21:00:00 | 2019美術館 博物館

ある日チビクロわ、出かけたですにゃ。

今日わ、渋谷ですにゃ。
メガステーション渋谷わ、
まるで迷宮で、人もいっぱいですにゃ。
 
「印象派への旅 海運王の夢
バレル・コレクション 」
Bunkamuraザ・ミュージアム

構成
第1章 身の回りの情景
1-1室内の情景
1-2静物
第2章 戸外に目を向けて
2-1街中で
2-2郊外へ
第3章 川から港、そして外洋へ
3-1川辺の風景
3-2外洋への旅
 
この展覧会わ、よい展覧会で
とっても気に入ったですにゃ。
美術の本とかでも、見たことのない作品が
いっぱいですにゃ。
コレクターのバレルさんから
国外に持ち出さないようにと、
言われていたけれど、決まりを変えたことと、
改修のため、美術館をお休みしているから
今回の展覧会が実現したですにゃ。
 
こちらのポスターにもなっているのわ、
ドガですにゃ。動きを感じる構図だし、
色もきれいですにゃ。
 


チビクロ気になった作品わ、いっぱいで
書くの大変ですにゃ。
 
1 フィンセント・ファン・ゴッホ
アレクサンダー・リードの肖像
リードさんわ、画商ですにゃ。
解説によると、点描のテクニックを
長い筆致で発展させている作品ですにゃ。
 
2 カミーユ・コロー
耳飾り
コローといえば風景画のイメージなのだけど
人物像も多く描いたそうですにゃ。
謎めいた女性ですにゃ。
 
5 ヨハネス・ボスボーム
食卓の家族
農民のおうちの様子で窓からの光が
さしこんでいるですにゃ。
かたわらにわ、たぶん猫やにわとりがいる
ですにゃ。
 
6 フランソワ・ボンヴァン
スピネットを弾く女性
7 テオデュール・リボー
楽器を奏でる人
8 勉強熱心な使用人
フェルメールみたいな
オランダ風俗画の伝統を感じる作品ですにゃ。
 
14 アントワーヌ・ブォロン
静物
15 フランソワ・ボンヴァン
水差し、チーズ、玉ねぎ、魚、ナイフのある静物
16 狩りの獲物のある静物
17 コップ、洋ナシ、ナイフのある静物
なんと、ボデゴンですにゃ。
チビクロわ、ボデゴン大好きで、でも
実物を目にする機会わ、なかなかないから、
もう跳び跳ねたい
くらいうれしかったですにゃ。
17世紀のスペインの厨房画や
オランダ絵画を研究した静物画て評価された
画家さんですにゃ。
写実的な描写、つや感、配列、神秘に満ちた絵わ、瞑想へとつながっているらしいですにゃ。
 
18 ルイ=ギュスターヴ・リカール
静物-洋梨と皿
解説によると、ものより、そのかもしだす
空間を描いているらしいですにゃ。
 
20 アンリ・ファンタン・=ラトゥール
21 桃
香りがしてきそうですにゃ。
若い桃、熟れたもも、質感がすごく
表現されてるですにゃ。
27 アンリ・ファンタン=ラトゥール
春の花 描かれている水仙の白い色の
かき分けが際立つし、色のバランスの
アクセントも何気なくいれられていて
美しいですにゃ。
チビクロわ、アンリ・ファンタン=ラトゥール
地味?だけど、好きなので、
単独の企画展なんて、いつか
見れたらいいなと、夢見るですにゃ。
 
40 アンリ・ル・シダネル
この展覧会で、この絵にお会いできたのわ、
とてもラッキーでしたにゃ。
こんな感じの絵、見たことないですにゃ。
誰もいない町に、降り積もる雪、
家にともる明かり、なんというまろやか?な
質感ですにゃ。シャーベット状の
フローズンドリンクみたいな作品ですにゃ。
 
第3章のお部屋わ
撮影が許されているですにゃ。
 
72 ウィリアム・マクタガード
満潮
 
チビクロわ、海の絵って好きで
水平線が描かれているとなぜか
きゅんとするですにゃ。







80 アンリ・ル・シダネル
月明かりの入り江

この絵がこの展覧会で、1番好きですにゃ。
発光するかのようなグリーンが
とても美しいですにゃ。
まるで、クラゲとか、ほたるの発光体の
ように思えたですにゃ。

撮影できて、うれしかったにゃ。
でも、ホンモノわ、もっと美しいですにゃ。


門外不出の作品に出会えてまるで
奇跡でしたにゃ。
この展覧会わ、とてもおすすめですにゃ。
 
素晴らしい作品に出会えて
ありがとうございますにゃ。
 


本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。